>日記は紙のノートにつけています。日記をつけるのは、デジタルよりもアナログの方がしっくりくるというのが、経験からくる実感です。日記は知的な活動というより、身体的な活動のようにおもいます。身体的な痕跡といったほうがよいでしょうか。
>「私」が消える、それは死ぬことに似ています。日記は、私が本当に死んだあと、遺書の役割を果たすかもしれません。そう考えてみると、日記をつけることは、様々な文脈で「死を想う」こととつながっていたようです。