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TWELVE MINUTES 感想
タルコフやるか〜とおもったときに、ちょっと息抜きになんか別ゲーやろうかな〜とちょっと Steam を掘ってたら The Witness つくってた人がジェームズ・マカヴォイデイジー・リドリーで ADV つくってるってんだから、それはもう映画だろう!ということで思わず開発してしまった
ジェームズ・マカヴォイはスプリットで、デイジー・リドリーはep7で大感謝モードに入ったので...
あとウィレム・デフォーも!スパイダーマンノーマンはもちろん、最近ではアクアマンバルコなので同じく大感謝枠
ゲームとしては割とシンプルなポイントクリック方式の ADV のループものっていう手触り
見下ろし型なのはちょっと新鮮かもしれない
たぶんだけど、ゲーム開始早々から作り手の考えるルートを全然辿らなくて、自分はこういうゲームだと初手でそこそこ探索したりアイテムをとっておいたりするので、最初のループから手錠を切って警官にナイフで立ち向かったんだが、ぶん殴られて終わった
3.5時間くらいで大筋クリア?したとおもう
ちらっと実績の解説サイトみたりしたけど面倒そうなのでやらない気がする
結構早々にバンブルビーの電話番号を手に入れて(あと保険屋に電話するのも試したりしたが)電話するのを何度か試行したが、たぶんゲーム内でフラグが立ってないとバンブルビールートが進まないようになってるくさくて、ちょっとだるかった
懐中時計の在り処問題もなかなか難しくて、どうにかして警官から拳銃だけを奪って妻を詰問できないか試行したりした...
そこそこ真相がわかってきて、腹違いの弟がいる〜みたいな話がきた時点で「ああ、これはもう絶対信用できない語り手パターンのやつですわ」とわかってしまって、いかに自分がアレかをどうやったら引き出せるんだ...?と試行することになった
本作では懐中時計が印象的に用いられているが、信用できない語り手で時計といえばジョーカーを思い出さずにはいられない
絵を調べたりなんだりしていたが、ようやく後々になってプレゼントのベビー服に「ダリア」とプリントされていることに気付いて、それから主人公の母の名前がダリアだってことがわかって、「あーこれまた順番間違えたやつなんだろうな...」と
そっから真相がわかってからは、姉に近親相姦を告げるかどうかのダブルバインドが争点になってくるが、どう転んでも主人公はサイコ野郎だし、あんまり入ってこなかった...
素直に作り手の道標に沿って進めていける人だとそこそこよくできた映画みたいな体験ができるかもしれない、ウロウロしちゃうとしっちゃかめっちゃかな脚本の映画みたいになっちゃう気がした
とはいえ久々にこういうインディーっぽいゲームやって楽しかった
PoE 次期リーグまではしばらくオフゲーやろうかな〜