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高専DJ部 10周年
高専DJ部 10周年
もう何年も出てないし行ってもないのでスマンな....という気持ちだけある
既に記憶もおぼろげになっているし、書き換わっているかもしれないが、ひとつの節目ということで思い出話と近況をちょいと書き出しておこうかなと
10周年の #40 はひっっっっさびさに出ようかなという気持ちがあって、何回かスプシを開いたり閉じたりしてたんだけど、思い描いてるモノを出せる気がしなくて結局書き込まずにタブを閉じた
プレイリストは作ったので供養しておく
#1 - #3 は「今一番かけたい曲をかける」みたいなテーマで数曲選曲して、あとは流れをつくるって感じで組んでたのでセルフオマージュで Twinkle Stars をかけたい!ってとこからパチパチ組んでいった
そして、ここに書こうとおもっていた内容を SpotifyMusic + Talk でポッドキャストとして作ることを考えてたんだけどサ終らしくて渋々テキストで出力している
ことの発端は大学の先輩の FromAtom 宅に集まってなんかやるみたいな催しが不定期にあって、そこでうなばん!の元凶でもおなじみ(?)顧問 asonas や部長 rooandqoo で音出したり光らせたりしていた....やつだとおもう(たぶん)
就職で上京した年に「やるぞ!」みたいな声かけがあって、高専5年++分の全てを叩きつけたる!!という心意気でやった....とおもう(たぶん)
その夏には #2 があって、コレは3部作だな〜という気になっていた...とおもう(たぶん)
んで秋に #3 があって、マイクを置く感じのつくりにした....とおもう(たぶん)
アイドルソング及びアイドルが好きだったのは、その刹那感というか、いつ終わってしまうか分からないモノの一瞬の煌きのようなものが好きだったし、ちゃんと終わろう....的なマインドだったとおもう
ところで当時激ハマりしていたでんぱ組.incも幾多のメンバー入れ替えを経てついに終わってしまうそうだ
今の構成が好きな人もいるだろうし、いつが好きだったとかあんまり言わないようにしてるんだけど、まあ....今見返してもあまりに好きすぎるな....
#40 でかけたかった Twinkle Stars成瀬瑛美さんが声優をやっているスター☆トゥインクルプリキュアの劇場版の主題歌だから三つ子の魂感ある
自分のいわゆる DJ 的なものの起源は Mayday とかのヨーロッパレイヴにあって、YouTube もねえ時代にどう接してたんだよって話はまあ...ね?ってことにしておくけど、TSUTAYA もねえ田舎でアコガレていた
それから Ustream の時代が到来するが、まだ田舎にいたのでやっぱりネットごしに日本のクラブや海外の配信を見たりして、邦楽で歌もあるような曲をパシパシつないでいくのが結構新鮮で、なんとなく見様見真似で高専時代にやっていた気がする。研究室に配属されてから音楽的にウマの合う友達ができて、夜な夜な遊んでいた
SoundcloudMixcloud を漁っていた時代
Ust で配信もしていた気がするなあ
その後、高専の後輩がオーガナイザーを引き継いで、クラスメイトが DJ で出演したりするので世間は狭い
ただなんかこう、リミックスマッシュアップを作れるわけでもなく、テクノハウスの音源を集めるでもなく、コンテキスト重視で曲をかけている自分にひたすらコンプレックスがあって、鳴りを潜めていたところに高専DJ部がやってきたのでパッション100でいこ〜と半ば割り切ってやれたのだった
とはいえ、ちゃんとやってる人たちの中でいつまでもそのテンションで続けられなかったし、やっぱりある程度はフロアに求められる曲をかけてえという気持ちもあったので、結果的に遠のいたなあ....と今から考えるとおもう
当時だんだん CDJ とかでもサポート機能が充実してきてて、尚更ヴァイナルでやってる DJ へのリスペクトが強くなった...とおもう
frkout チョーカッコよかった
アコガレはあるんだけど、自分では全然やろうともしないっていう。家にタンテ1台しかないし。
直近だと Stephan Bodzin のステージがマジでカッケーなとおもう
どういう機械でやってるのかもよくわからないけど...
それからもう何年も経つわけだが、2018年からは /cd に毎年ハマった曲を貼ってるのでなんとなく傾向は思い出せる
もし出てたらかけてたかなあ曲は
全く関連を意図してなかったんだけど、MV見返してたら全部 VHS ノスタルジーなテイストで変な笑いが...
そして、Maison book girl は活動を終了し、lyrical schoolminan 以外総入れ替えになり、フィロのスからは十束おとはがいなくなった
そんなこんなで10年も経ったんだな....ともおもえるし、一方でマインドはそこまで変わらないなあともおもう
ただ、音楽の制作環境は劇的に変わってきている感があって、うなばん!の新曲は機械が錬成してきたわけだし、Google I/O でも Music AI Sandbox のデモをみて「すげ〜」と素朴におもった
ギターピアノも弾けねえし DTM もロクにわからねえけど音楽は好きなんだ
DJ に関してもヴァイナルの DJ をみるとやっぱすげえやって毎回感動するが、なんとなくセトリ決めたらあとは機械がエエ感じにつないでくれる〜みたいのはやればできそうだよなあと
ヴァイナルにグッときてしまうのは、アナログに針が振動しているのが伝わってくるからだし、似た感慨で生のドラムが鳴ってたり、弦が鳴ってたりすることに感動するようになった
Maison book girl にハマっていたのはコショージメグミ井上唯の身体性と、矢川葵和田輪のいつ消えるともわからない二重奏の儚げな美しさに魅了されたからだった
昨今の生成技術は「それっぽいモノ」をインスタントに出すモンだと認識しているのだけど「それっぽいモノ」にグッとくる未来もあるんだろうか?
そのうちライブコーディングで音楽を流すノリでライブジェネレートで DJ するみたいな世界がきたりするんだろうか?
じゃあ、また10年後に