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遠巷説百物語 感想 (ネタバレあり)
遠巷説百物語 感想 (ネタバレあり)
いや~~~~~!面白かった!!!!!改めてこういう時代小説みたいのが好きなんだなと認識させてくれる一冊だった
NHK で朝とかにやってる時代劇とかも実は面白いんでは?という気持ちにもなってくる
もちろん多少なり現代的にアレンジされているんだろうけど、それにしても人々の暮らしは連続性を感じるというか、波山のお父さんや、志津さんには感情移入をせずにはいられなかった
完全ネタバレだけど、恙虫出世螺はほぼほぼ前後編になっていて、義晋との対話で、又市らしき人物が遠野に入ってきてるっつーことが匂わされた時点でもうキマっちまったというか....乙蔵のくだりで出てきてウヒョーーって
仲蔵は遠野がきな臭くなりそうなんで引き払って蝦夷の方へ出るわ、とのことで、明らかに次回作への伏線なんだろうなあと楽しみになった
蝦夷といえば、ヒトごろし土方歳三なんで最期は函館だったわけだけど、誰か絡んだりすることあるのかなあ?
本作の舞台が1846年で、大政奉還1867年と考えると、登場人物たちの年齢を考えるとギリいけるか...?