中村うさぎ「壊れたお姉さんは好きですか?」を読んで線を引いたところ - diary.jgs.me
> 男は努力しなくては「神」になれないが、女は生まれながらに「女神」である
> ほとんどの場合、我々が「愛」だと思っているモノは単なる「執着」に過ぎないからだ
> 食事というのは、実際、かなりセックスに近い感じがある
> もしかしたら、「チーズ」や「納豆」は、人間が日常生活から駆逐し続けてきた「エロス」の最後の残り香なのではないか
> 一部の女には、確かに「レイプ妄想」があるかもしれない。が、それは「現実にレイプされたい」という短絡的な話しではなく、むしろ彼女たちにとっては妄想の中で「安全に」レイプされることがエロスなのだ。
挙げるとキリがないぐらい面白いエッセイ集だった。
一言だけ書き残しておきたいのは、世間に首元のざっくり開いた服からブラジャーの紐が見えていて、見せブラならまだしも普通の下着っぽいやつでそれはどうなのっていう話。別に僕はブラ紐最高!最高!ムホホ!みたいな感じではなかったのだけれど、普段隠されているものが露見している感じがちょっといいな、なんておもっていた。けれど、エッセイ中に登場する女性曰く「オトコってそういうユルいところにコイツヤれそうだなっておもうから」ということらしい。そうだったのか、くやしい、やつらわざとやっていたのか、くやしい。
この夏、シースルーとかいうスケスケ装束のひとが多かった(なんでも流行しているらしい)印象があるんだけど、これもスケスケの方がエロいやろ!みたいな感じなのかもしれない。
September 9th, 2014 5:34pm