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ロキ シーズン2 感想 (ネタバレあり)
ロキ シーズン2 感想 (ネタバレあり)
もはやドラマ・ロキの感想といっても過言ではないかもしれない
さすがにこれでシーズン3はなさそうだもんなあ
シーズン2、6話のタイトルなんか見たことあるなあ?とおもったらシーズン1の1話と同じタイトルがついてて、か、完敗〜〜〜〜〜〜ってなった
インフィニティウォーの時点でここまで構想してたんだろうか?そりゃあドラマでマルチバース世界の神として君臨するってんならあの幕引きも納得だよなあ
そうだとしたら5年ごしにロキの物語が完結したとも言えるし、ソー1作目から数えれば12年ごし?にロキの物語が完結したと考えると非常に感慨深い
1作目公開当時の自分に、ロキはこの後時間遡行の旅を経て文字通り神として君臨するよ、なんて話しても「何を言ってんだコイツ?」って思われそう
冒頭はタイムスリップもののゲームやってるみたいな感じで、なんと数百年の時間を経てOBから TVA や織り機の知識を体得し、ついにヴィクターを指揮して織り機の処理能力を上げることに成功する
....が、そもそも構造として1本の時間軸を織る、つまりは余計な時間軸は自動的に剪定するフェイルセーフ装置だということが判明して「お、俺の数百年......」っておもったけど、よくよく考えてみるとロキは千歳とかだっけ?だからまあ、自分の体感よりは短いような気はする
仕方ないのでどんどん時間を遡行していくのだが、神殺しを止めるにはシルヴィを殺す必要があるが、シルヴィを殺したとて結局守られるのは神聖時間軸だけなんだよなーと
真の時の終わり際にシルヴィと口論になって「無意味だと分かっているのに抵抗を続けることに何の意味が?」というロキに対して「見下げ果てた神だなあ」と啖呵を切るシルヴィが刺さった
何気にすっかり忘れてたけど、シルヴィは剪定される世界?を渡り歩いて難を逃れてきた立場なんだよなあ、と思い出した
ロキごしに TVA と接していたので、レンスレイヤーよろしく TVA 崩壊の憂き目をなんとかしたいという気持ちになるが、最終回で「もうマヒしちまったよ」と語るモビウスにもハッとするけど大量破壊兵器もビックリの大量破壊組織だったんだよなあ、と
何かを破壊するのは「より良いものを作り出せる時」....ハッ!という
なんとなくシルヴィの言動を真に受けると、己の信念を貫き通して生きるその一瞬の煌めきこそ美しい....と刹那的な気持ちになる(あと進撃の巨人の最終回のジークの気付きにも通ずるか)が「より良いものを作り出せない」破壊は TVA と同じなんだよなあ
シン化したロキの後、どうやら TVA は分岐していく時間軸を整える組織?に変わったのかな?
ヴィクターはどうなったんだろう?エピローグでは、レンスレイヤーによって TVA のハンドブックが投げ込まれなかった世界のヴィクターが描かれていたが、全てを見聞きしたヴィクターはどうしたんだろう....剪定?
レンスレイヤーはヴォイドだったっけ、送り込まれて終了.....はちょっと不憫かなあ
TVA のハンドブックは2版が出版されて、中表紙をみて OB が嬉しそうだったけどついに自分の、自分だけの(?)本を出せて嬉しいってことなのかな
モビウス曰く、恐らくクァントマニアの件を指してアース616でちょっとした騒動があったみたいだけど〜と話してて、やっぱり MCU 世界は616やったん!?!?と表記ゆれ問題にまた直面したりした
んで、そのモビウスは TVA を休職してかつての自分の様子をみにいったようだ
しかし、この世界で成り代わって暮らすつもりなのか、ひっそりどっかで別の暮らしをみつけるのか、どうするんだろう
あとロキのラストカットはなんだか不穏だったなあ、ついに成し遂げたわけだけど、カーンにしても在り続ける者として居続けることをやめたくてロキたちをけしかけたんだろうし、ロキも神とはいえどこまで耐え続けられるのか.....