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モービウス 感想
パンフによると SSU って呼ばれてたのが SPUMC ってことになったらしい
ヴェノムヴェノムLTBCに続く3作目....とも言えるがノーウェイも含めると4作目とカウントすべきか
ジャレッド・レトは相変わらずガンバってたし、ワイスピでおなじみタイリース・ギブソンが捜査官として出てくるのには笑ってしまったし、尺も100分とちょうどよい(つい最近別のコウモリが出てくる3時間の映画をみたので...)が、トータルとしてはん~~~まあ、うーんといったところか...
大まかなストーリーはだいたいヴェノム1作目で、敵に同じ能力を持った者を配して戦わせるわけだし、ヴェノムではベチョベチョがずっとベチョベチョしてたけど、本作では音?風?を視覚化したそうだが、ルックとしては粒子化したヴェノムだし、ヴェノムではトム・ハーディとヴェノムのバディもので軽快だったのとうって変わってまさにジギルとハイド的な(記憶は共有してるっぽいが)二重人格ものでなんか悲惨さも漂っててなんとも...
マット・スミスがいい顔してるんだけど、謎にスローで走るマットが何回か出てきて、一体これは何を見せられてるんだ...?とおもっちゃってからはなんとも全体的にアクションがダサく感じてしまった
マイロのツッコミどころは結構あって、ノコノコマイケルのラボに入ってこれるってどんなガバガバのセキュリティやねんて感じだし(金持ちだから何でもできるのかもしれんが)、マイケルが開発した汁もマイケルはめっちゃ痛そうなところに注射してたけどそういう情報なしにどうやって正しく注射できたわけ...?とか....
一番「???」だったのは、件のスローで走るマットの後に地下鉄の風?に乗って飛ぶシーンで、どういう理屈なの...?ってなってしまった
終盤の展開からも、作り手側はただ相手を抑圧するだけじゃなくて、世界に身を委ねるというか、共生こそがよいことなのだというメッセージを伝えたいことはわかったが...
ネットニュース流してたら見出しでマイケル・キートンが出るよ~みたいなのをみちゃって、しまったなーとおもってたが、全然出てこなくて嘘かよ!とおもってたら唐突にポスクレで登場して苦笑してしまった
ポスクレなんだしそれだけで十分なのに、さらにオマケでポルシェのプロモ映像みたいなのが差し込まれて、何が起きるんです?とおもってたらご丁寧にヴァルチャーまで登場してきてさらに苦笑いだった
スパイダーマンに関係してるとおもうんだよね~」などと話しているが、モービウスからしてみたら「誰?」って感じなのか、もしかしたらデイリー・ビューグルもあるし SPUMC にはトム・ホランドじゃないスパイダーマンがもういるってことだったりするんだろうか?
明らかにシニスター・シックスを意識してるんだろうけど、やっぱりアメスパ3としてみたかったなあ....(怨念)
ていうか、ホムカミの展開からするとヴァルチャーのウィングはチタウリ製なわけで、SPUMC でもNY侵攻あったりしたんだろうか?都合よくウィングも MCU から持ってこれたってワケ???とか考えちゃっていまいちノレないポスクレだった
だいたい、どういう理屈でヴァルチャーは MCU から弾き飛ばされてしまったんや
そもそも結末にも納得いかなくて、マイロの分と自分の分の毒薬作ったんなら(ワンショットでよくうまくいくなとはおもうが)マイロに注射した後に自分にも打ったりするんじゃないの??ただ持って帰っただけ???とおもって、うーむ
ポスクレもあるしうやむやになったんじゃない?とおもってしまうが、どうなんだろう
その点においてはザ・バットマンの方は割り切ってて良かったが
(まあこっちはこっちで新しいミスターJのチラ見せなんかもやってたわけだが)
あと予備がまだあるあたりも、なんか今後の展開に関係あったりするんだろうか
マルチバース・オブ・マッドネスのことを考えると楽しみすぎて破裂しそうになるので、ここ何回か劇場行った時もとにかく予告はみないようにするというか、目に入ったとしても脳の処理をごまかす....みたいな感じでしのいできたけど、ついつい欲に負けて予告を結構しっかりめにみてしまった.....後悔.....
完全に余談だが、開演前に用を足していたらドラえもん終わりであろうキッズたちが用を足しているところにハチ合わせてしまって、キッズAが「面白かったーまたみにきたいわー」というのに対して利発そうなキッズBが「映画は1回だけでいいよ、だってちょっと待てば Amazon Prime に降ってくるし」とすげードヤ顔で答えてて「そのうち劇場に何回も通いたく映画に出会うよ」とおじさんはニッコリしていた
ダメ押しにキッズBが「Amazon Prime には本作の元ネタになったドラえもんの映画がたくさんあるからそっちみた方がいい」と説教こきはじめて、コイツはオタクの兆しを感じた
「降ってくる」って表現してるのが、親とかそういう人たちの言葉を借用してるのかわからないが、Amazon Prime には映画が降ってくるものなんだなあ、と面白い気持ちになった