generated at
ドキュメント管理ツールについて - diary.jgs.me
昨年は一年ぐらい小さいチームでどうドキュメントを管理していくかみたいなのを結構真剣に考えて、その結果ツールどうこうよりも「いかに書きやすい仕組み、継続的に書く仕組み」をチーム内で作っていけるかがポイントだということに気付いて、これは結構的を射ているのではないかと考えている。もちろん、技術で解決できることでもあるだろうけどいくら機能的なところだったりデザイン的なところだったりを作りこんだサービスを使うとか、作るとかしたところで受け手側にその土壌が整ってないとすぐ枯れるの。
さて、その上で先日、社内勉強会で「Qiita:Teamマジサイコーだから」みたいなのを激しいテンションで語ってたひとに質疑応答の時間で「仕組み」の質問をしたところ「僕が主にすげー書くことでみんな書くハードルを下げてます」みたいなことを言っていてあーはいはいそういうやつね、とおもった。そういうのはだいたい一人がマスかいてブロードキャストするだけになるのがオチなのが見えている。
とはいえ、どういう風にチームメンバーに書くことを促すかということについては解答を持ち合わせていないのであまりこき下ろすようなことを言うのも忍びないという感じである。その気持ちは分かるんだけど、いや、うん、そうじゃないんだよ、みたいな。
そもそも「書く」ということを(特にインターネット上で)しない人たちにとっては「ドキュメント管理ツール」というのは非常に遠い存在なのだ。まずはそういうところから解きほぐして自らの信じる文化を浸透させていく他にないんじゃないかとおもう。「書く」文化があるひとはConfluenceだろうがQiitaだろうがesa.ioだろうがGithub(esa.ioオルタナティブをつくってたらGithubで事足りることに気付いてお蔵入りした経験あり)だろうがGoogle Driveだろうが書くんですよね。そうした文化ができているところに、そのチームにマッチしたサービスを導入するのが順番なんじゃないかと。
っていうのを去年書こうとおもって書いてなかったので僕もまだまだですワイ。あけおめ。

January 1st, 2015 9:36pm