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カルチャー - diary.jgs.me
今日もアレのアレの打ち合わせをモリモリとしていて、その一環で韓国のデザイナの方とものづくりをしている。以前、

> 今日、韓国のひとと話す機会があって「悪魔をみた」とか「渇き」とかを原語でみれるのうらやましいよ!!って話をしたら、「それを言うなら宮崎アニメを原語でみれるのうらやましい!!!」っていわれて「そうかーそうだよなーーーお互い様だなーーーー」なんて盛り上がりました — じぐそうはまだまだいけるで (@neo6120) July 19, 2013

こういうことがあって、嬉しかった。それで、今日も今日で一段落ついたところで雑談をした。「アキラの(確か4巻)の最初らへんで明朝体でドーンって『アキラ』って出る部分のは『キ』だけちょっとフォントサイズが大きい、『キ』をちょっと大きくすることでボリュームが出る」みたいな話を読んで、やはり神は細部に宿るのだな、と再認識したことがあってその話をした。「アキラって知ってる?」って訊いてみたら「もちろん知ってる」と。「知ってるどころじゃない、アキラを読んで日本への留学を決意したぐらいだ」と言われてまた嬉しくなった。文化に国境はないし、他国のひとをも感化させるクリエイターってすごい。
翻って、我々エンジニアと呼ばれる人種もある意味クリエイターである。使ってて便利なモジュールライブラリの作者の名前はおぼえるし、フォローもしてしまう。自分もコードを書いているときはクリエイションをしている気持ちでいるし、最近は特にその意識が高くなっている。命名や、インデント、改行に至るまで全てが創作だ。神は細部に宿る。
そして小さなクリエイトが積み重なって大きな潮流となって、それがカルチャーと呼ばれるのだろう。そしてカルチャーには国境も人種も性別も何もないのだ。

July 27th, 2013 1:24am