ひろプリ 48話 感想 (ネタバレあり)
この話自体はマジに最高で、このシリーズでは
つばさ視点で歩んできているので、祖国のピンチに己の技術で立ち向かう姿、独りで飛べればよいと考えていた自分に別れを告げ、仲間のために己の知識をフル稼働するんだという姿にもうおじさん感涙です
災害対応にあたるつばさに、助太刀にくるあげは姐も最高だったし、オナラで登場のかつての仇敵
カバトン、
ミノトン(あれ?ミノトンって完全に浄化されてなかったっけ.....?)のくだりも最高!!(オナラでスミキッター!になる
ランボーグとは)
時節柄、
志賀原発の災害対応にあたっていた現地の人たちや、
北電などインフラ系を支える皆さんの姿が重なって見えたのもあって、ささくれた心に沁みた......
もちろんミサイルをガンガン撃ち込まれている
ウクライナの方々や、
ガザで医療行為に従事している方々、それはもういろんな人の姿も重なってみえるわけだが.....
バッタモンダーは
シャララ隊長と打ち解けてそうな雰囲気だったけど、アンダーグエナジー加害者が心を入れ換えたからとそう易々打ち解けちゃっていいのかなという気持ちはちょっとあった
実際そうならそりゃ激おこやむなし....ではあるが、そうなってくるとエルレインの証言と食い違うので、何かボタンの掛け違いがあるんだろうなあ、と
そのボタンの掛け違いの中で一番つまんねえのは
スキアヘッド陰謀ルートで、それは
トロプリや
デパプリで近しいことをやってるのでもうええよ!!ってのもあるし、スキアヘッドというわかりやすいヴィランというか、ラスボスを用意するのは安直すぎる!!もっとソラやましろが揺らぐような事実を用意しておいてくれよ!!!!
ドヤ顔でそれはナイ、と言い切っていてちょっと恥ずかしいんだけど、それはなくあってほしいという願望なだけだった......
ぜ〜〜〜〜〜ったい実はスカイランド陣営がアンダーグを資源目的で侵略していましたーの方が面白いって!!!(女児には酷だろうか....)
もうパワーが全てを解決するわけではナイってのはプリキュア一同のコンセンサスではあるわけなので、正直もう(事実上の)最終回は消化試合でしかないってのが盛り下がる
ところで、最近のシリーズの傾向として最後までベタベタして終わるのが定番と化してきてるけど、ワタシはプリキュアの能力を失うことが幼年期の終わりのメタファーであると考えているし、思春期の友達と別れて飛び出していくことが社会に出ていくこと、世界に出ていくことだとおもっているので、オチとしてはビターかもしれないけど、特に異世界間の友情みたいのはちゃんと最後は断ってほしいと願っている
ここで散々書いてるけど
魔法は(事実上の)最終回でこれをちゃんとやってくれた大傑作だったのに、エピローグで全てを台無しにしたし、その点
スタプリは
フワ(や
プルンス)に会いに行くため、
ララ(や
ユニ)に会いに行くために
ひかるが努力したんだってエピローグなのが本当にスバラシイ(懐古厨)
ていうか
マジェスティにアンダーグっぽいモチーフ(パンクっぽいイヤーカフ)が配されている件は結局回収ナシですか??