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連歌


平安朝時代に流行
五七五(長句)に七七(短句)をつけるか、七七に五七五をつけるかで完結させる
現代でよくある、下の句に「それにつけても金のほしさよ」をつけるのは短連歌といえそうcFQ2f7LRuLYP
一回で完結する
平安期は基本雑体に分類されるか
有名
これは適当かわからない


短連歌で完結させずに、長句と短句を一定数繰り返したもの
名称
院政時代:鎖連歌
鎌倉時代以後:百韻(一〇〇句)が定型となる
『水無瀬三吟百韻』の名前を聞いたことがあるcFQ2f7LRuLYP
「水無瀬で三人が吟じた百句」という意味

連歌とは
五七五、十七字の句 (長句または上句) を最初とし、次に七七、十四字の句 (短句または下句)とを交互に連ねたもの
特別な約束・注意のある句
発句:最初の十七字の句のこと
脇句:第二の十四字の句のこと
古くは入韻と言ったらしい
第三:第三番目の句
第四:第四番目の句
挙句:一巻の終わりとなる最後の句のこと
それ以外の句を一般に平句という
長短合わせて百句詠んだものが基本の単位。百韻ともいう
百韻連歌の正式な作法
折紙四枚を重ねて記す
折紙は懐紙を横2つに折ったもので、その表と裏に句を記載する
折の名前
初折
初折の表:八句
初折の裏:十四句
二の折
二折の表:十四句
二折の裏:十四句
三の折
三折の表:十四句
三折の裏:十四句
名残の折 (名残)
名残の表:十四句
名残の裏:八句
8(初折の表)+14\times6(初折の裏~名残の表)+8(名残の裏)=100
連歌の催しを興行といい、興行の単位を一座という
他の形式
百韻を略したもの
五十韻 (50句)
世吉(44句)
初折と名残の折のみで一座とする


本質・特徴
>連歌は数人以上の参会者による合作の詩というべきものであるが、全体としてはなんらまとまった思想も内容も表現しない。(…)鑑賞と制作を繰り返しているうちに、句境は春から秋に、秋から恋へ、恋から述懐へと移り変わっていって極まるところがない。連歌はこうした心的過程のおもしろさを味わうことを目的とした文芸であって、懐紙に書き留められたものは、こうした詩的体験の軌跡を示すものにすぎないのである。https://kotobank.jp/word/連歌-152050
の文芸
基本数人から十数人で制作する
ひとりで行うときもある(独吟)
ユーモアの連続
連想
即興による発想の飛躍
付合」というのが重要な概念