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振り返りは多目的で曖昧な活動

振り返りは多目的で曖昧な活動です。
振り返りとはアクションでしかない
「過去をきっかけに、何かを考える」以上の意味はない
以下は自分達で考える必要がある
なぜ振り返るのか
どうやって振り返るのか
振り返りの効果はどう測るのか

sawachinがやる場合の「振り返り」の目的は以下です。
1失敗を改善する
2学びを成長につなげる
3実は改善できるところに気づく
4見積もり、計画、予想、想像……力を高める
5自分の性質に気づき、性質に合わせた仕事の仕方をする
6自分を褒めてあげる

目的別に「思考を深めるための問いかけ」が変わるので一部紹介します


1失敗を改善する
1. その失敗、今後どのような場面で再発しそう?
2. 再発はどうやったら防げそう?
3. その予防策は自分のperformanceが低い時でも実行されそう?
以下のような時はperformanceが落ちやすいです。以下の時でも実行されそうですか?
(つまり、自分の意志・根性に頼った予防策は、実行されないことが多いのでやめましょう)

2学びを成長につなげる
1. その学びは、今後どんな場面で有効そうですか?
ぶち当たっている課題は多いほうが学びになるというのもあるので、いろんなことに手を出していると良かったりtsawada
「将来のscene」を想像できるのが最高ですが、難しいので、「過去のscene」を思い出して「あの時に使えた学びだ!」となるのでも十分
2. その場面で学び切れるほど具体的なアクションに落とせていますか?
例えば、「リスクヘッジ大事!」という学びを得ても、このままだとアクションしにくい。tsawada
そもそも、どんなものをリスクだと思っているか?が不明確だと、「今がリスクヘッジするタイミングだ!」と気づけない
どんなものはリスクヘッジするべきか?しなくてもいいか?の判断基準を持っていないと「とにかくリスクヘッジだ!」と些細なリスクもヘッジしに行き、逆にコストが高くつく
リスクヘッジのやり方を知っておかないと「リスクヘッジしたいけど…仕方がわからない!だからそのまま進めよう」となっちゃう。せっかくリスクに気づいたのにw

3実は改善できるところに気づく
1. 「実は時間がかかっていること」に気づいていますか?
1-1. 「やったこと」を全部把握していますか?
作業ログとりましょう。振り返りの時に思い出せるように
1-2. 「やったこと」にそれぞれどれだけ時間がかかっているか把握していますか?
Togglを使って丸3年、ひたすら時間管理を続けた結果|NEWS|株式会社INDETAIL(インディテール)レベルで、一度自分の全ての時間を測定してみるといいと思います
2. 「時間がかかっていること」のやり方は最大限効率化されていますか?
2-1. 「時間がかかっていること」の作業手順、超細かく分解・把握していますか?
2-2. 作業の中で、「やらなくても問題ないもの」はないですか?
成果に影響しない作業があるなら、無くしましょう
2-3. 作業の中で、「同じようなことを繰り返している」ものはないですか?
PC上の作業ならsystemで自動化できます
2-4. 作業の中で、「何回かやれば誰でもできる」ものはないですか?
手順書、マニュアルを作れば自分以外の低単価な人にお願いできます
3. 普段から「改善テクニック(ハックてきな)」を情報収集していますか?
Qiitaライフハッカー[日本版]あたりによくTips載ってます
改善手段をもともと知っていないと 2-2 2-3 あたりが思いつかないです

tsawadaが業務改善するときのやり方は/inteltank/改善にまとめてあるのでご参考まで

4見積もり、計画、予想、想像……力を高める
1. 実行前に「計画」を立てましたか?
2. 計画時に気づかなかったけど、実行中にわかったことはありますか?
3. 実行中にわかったこと(≒リスク)は本当に計画時に想像できないことでしたか?
3-1. 実は想像できたことならば、「失敗」と捉えて、次から想像できるようにしましょう
3-2. 想像できなかったことならば、「学び」と捉えて他のmemberにもナレッジシェアしておきましょう
今後、あなた以外の人も同じリスクにさらされる可能性があります
4. 実行後、「計画」と「結果」の差を見て、差が生まれた理由を考えましょう
4-1. なぜ計画よりも時間がかかったのでしょうか
「メールを一通送る」など。自分の作業にかかる時間の見積もりが甘いならば、一度全ての作業を測ってみる
初めての作業で時間の見積もりができなかったならば、
作業をもっと分解してみましょう。一つ一つの作業が小さいと見積もりしやすくなります
「見積もりを立てるための調査」を先にやってみるのも考えてみましょう
資料を30ページほど作るならば、まず1ページ作って、かかる時間を測定し30倍してみる
4-2. 計画時に想定した成果でしたか?
4-2-1. 計画したものから結局作るものが変わっていませんか
4-2-2. 成果によって、想定外の価値が生まれていませんか

5自分の性質に気づき、性質に合わせた仕事の仕方をする
1. 計画通りにいかなかったことから「自分の性質」に気付く
以下のような性質が見つかるかもしれません
作業時間1時間とっても、集中するまでに30分かかる
朝一や16時以降は頭が働かないので、考えるタスクはしんどい
初めての作業、大変そうな作業は「時間あるときに…」と思った結果数週間放置しちゃう
人と話さない日はやる気が持たない
などなど。人それぞれ違うので、普段から自分を振り返り特徴をつかんでいきましょう
2. 自分の性質を変える。のではなく性質に合わせた働き方を考える
目が悪い人に「目を鍛えろ」と言わずメガネを渡すように、自分にあったライフハックを考えましょう


6自分を褒めてあげる
1. 昨日の、1ヶ月前の、1年前の自分と比較する
比較するためにも日報を書いておく。
1-1. 営業時間(8時間)の間でできることが増えてませんか
1-2. 当時FBされていたことに自分で気づけるようになっていませんか
1-3. できることが増えていませんか