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右翼の暴発を抑えられるのは、ボスも右翼のときだけ
右翼の暴発を抑えられるのは、ボスがまた右翼だと彼らに目されているときだけ

これも、なにで読んだのだったか。
外交などでは、相手のあることだから、一方的に利益が上がることはない。
そして、交渉が始まる前には、無責任な期待が膨らんでいるものだし、
大衆は無責任なものだから、政府のことを焚きつけもするし、世論を煽りもする。
そこで、「ほどほどに妥当なところ」で妥結すると、「政府は弱腰だ」「やっぱり考えなしに妥協した」「あんな奴らには任せておけない!」と右翼(この場合は、国粋主義で、過激な思想、という意味合い)が暴発する。

そして、時代はより良くない方向に進む。

そういう奴らを抑え込むには、実はそのときの国のトップが十分に右翼で、「あいつがやってくれてダメだったのなら仕方ない」と思われるような形での方がうまく機能する可能性がある。




指導者が、権力の座について変節するのも、実は価値があるのかもしれない。