物理世界の中を進化してきたシステムにとって、リソースとノイズのはっきりした境界はない
物理世界の中を進化してきたシステムにとって、リソースとノイズのはっきりした境界はない
第一章 数学する身体 「脳から漏れ出す」
> 物理世界の中を進化してきたシステムにとって、リソースとノイズのはっきりした境界はないのだ。
> 物理世界の中を必死で生き残ろうとするシステムにとっては、まさに WhateverWorks 、うまくいくなら何でもありなのである。
> 設計者のいない、ボトムアップの進化の過程では、使えるものは、見境なくなんでも使われる。結果として、リソースは身体や環境に散らばり、ノイズとの区別が曖昧になる。どこまでが問題解決をしている主体で、どこからがその環境なのかということが、判然としないまま雑じりあう。
ノイズの反対はシグナルじゃないんですね
結局買って読んだ。最初は数学史っぽいところからはじまって、2人の数学者に着目して、最後はなんだったんだっけ。読み返す必要を感じる。不思議な本だったけど面白かったです。
うーん、そこまで説明したいんですけど、たどり着いていないんですよねー
コピー&ペーストしたった(手抜き)
進化によって獲得した形質(ちょっと語弊がある)を表現型といいます
ビーバーがつくるダムは延長された表現型
ノイズは外的要因(環境要因)とは限らない
自らが発するノイズ(表現型)もリソースとして扱われる
うまくまとまらn…
またあとで(予定は未定)
うーんと端折ると、そのプロセスに「設計者がいるのか / いないのか」、ということ
創造主によるトップダウン / 突然変異と自然淘汰圧によるボトムアップ
ここでいうボトムアップとは、下層の設計者によるボトムアップではない。設計者は不在 null
種は変化する、種は可能な限り増えようとする、種の間には生存競争がある、というわずかばかりの条件と、十分な時間があれば「
進化」が起きる、というもの
「強い者が生き延びたのではない。変化に適応したものが生き延びたのだ」
これは、
進歩を前提にしている人たちによって誤用された文言
ハーバート・スペンサー
survival of the fittest
優生学やホロコースト、ルイセンコとか
科学は真理を追求していて「今はわからないけど必ず将来、真理に到達出来る」ということを根っこに持っているけども、真理(そのときに真理にもっとも近いと思われている仮の真理)は誤用されて政治利用されることがある。これについては絶対忘れてはいけない
科学には「今知っていることはもしかしたら間違っているかもしれない」という前提が必ずある
Survival of the luckiest
幸運なものが生き延びたのだ」
ここでいうノイズとは
> In signal processing, noise is a general term for unwanted (and, in general, unknown) modifications that a signal may suffer during capture, storage, transmission, processing, or conversion.
> Sometimes the word is also used to mean signals that are random (unpredictable) and carry no useful information; even if they are not interfering with other signals or may have been introduced intentionally, as in comfort noise.
> Noise reduction, the recovery of the original signal from the noise-corrupted one, is a very common goal in the design of signal processing systems, especially filters. The mathematical limits for noise removal are set by information theory, namely the Nyquist–Shannon sampling theorem.
シャノン
ここでいうリソースとは
表現型
環境要因
これについても内と外に区別がない