>「ボール拾いって、やるって宣言してやる仕事じゃないですよね。チームとしては目標を宣言して、それに向かって仕事に取り組んでいるんですが、そもそも宣言されない仕事は見えないし、やったところで評価されづらくて」
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> この「宣言されない仕事」という呼称は、ボール拾いの特徴を的確に表している。ボール拾いは「生産性の低い仕事」とか「目標への寄与が小さい仕事」ではない。一番の特徴は、それが周縁的かつ補助的で、無くてはならないにもかかわらず、公に評価されづらいということだ。