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トゥールミンモデル
Toulmin Model
スティーブン・トゥールミンが提案した論証モデル、または議論モデル

決定的な答えがないテーマについて、結論の正しさよりも、どれだけ論証されたかに注目する考えです。
とりわけて確率推論を取り入れているところがポイントです。

多くの思考ツールは話し方や話の流れ、構造といった話術まで作られていません。
トゥールミンモデルは思考技術を話術のモデルまで落とし込んでいる点で珍しいモデルです。

トゥールミンの議論モデルの変容

トゥールミンモデル

TOC因果図に展開


基本論理
・主張、結論(Clime、Conclusion)
根拠から展開される結論
非難ではなく、要求を表現する
・事実(Data)
主張を裏付ける事実
主張者の価値判断は入れない
・論拠(warrant)
主張が事実から展開される理由
主張者の価値判断を入れるところ

反駁論理
・裏付け(Backing)
根拠、論拠の信頼性を高める
・反証(Rebuttal)
主張が適応される範囲や、適応の条件
・限定(Qualifier)
程度(確実に、おそらく、たびたび、など)


参考
amazonレビュー

渡 部 洋一郎(2016):Toulmin Model:構成要素をめぐる問題と連接のレイアウト, 読書科学, vol58

原著
The Uses of Argument. 1968
The Uses of Argument. 2003

活用例
JAXA IV&Vの概要 ~IV&Vと評価戦略可視化の関係~


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翻訳のオリジナル
基本論理
・根拠、理由、証拠(Ground、Reason、Evidence)
主張を裏付ける事実
主張者の価値判断は入れない
・主張(Clime、Conclusion)
根拠から展開される結論
・論拠(warrant)
主張が論拠から展開される理由
主張者の価値判断を入れるところ

反駁論理
・裏付け(Backing)
根拠、論拠の信頼性を高める
・反証(Rebuttal)
・強度(Qualifier)
論理の正当性

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空気を読む家のキッチン(4)