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キモズム

>たった1枚の写真が、厳密に管理されたPRキャンペーンを頓挫させてしまうかもしれないのだ。シリコンバレーでは、1枚の写真が製品の運命を左右してしまうことがある。その一例として紹介したいのが、かつて大注目を浴びたGoogle Glassを著名ジャーナリストのロバート・スコーブルが装着したときの写真だ。
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新技術は滑稽かつキモく見える。便利とキモいの間にある溝。これが「キモズム」。キモいと思う人より便利という人が増えた場合にこの溝が埋まる。

ある程度テクノロジーが生活に溶け込んで「これはキモくない、便利なものだ」と一定数に認知された瞬間、モテにシフトしていく。

キモズムを超えるデザイン


『ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ』GOROman(近藤義仁)
JK理論
>キモズムを超える段階で、女子高生が多数使い始める、というものです。これは、携帯電話でも、スマートフォンでと、LINEでもまったく同じ現象が見られました。彼女たちが「自分たちが使いたい」「便利」「かわいい」と思うような要素が揃うと、キモズムを超えられるほど生活に浸透する、ということです。彼女たちが「かわいい」と思えるということは、十分いいデザインになるほど、コンパクトなものになった、ということ。彼女たちが便利だと思って使える、ということは、それだけ使い方がシンプルでわかりやすくなっている、ということです。「かわいくなる」ということは、やはり技術的に進化しないと実現できないことなんです。

形だけのカッコよさは逆効果
>スマートウォッチのような身につける機器のプロモーションでは、まるでファッションショーのような演出が行われることがおおかったようです。しかし、実際のものがまだ「キモズムの向こう側」であるのに、それをつけているモデルさんが、カッコイイと、むしろギャップが大きくなってしまいました。

>アップルの「AirPods」なんて、出た頃は「耳からうどんが出てる」と言われたものですが、もう見慣れた光景です。これもまた「キモズムを超えた」ってことです。