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インターネットの幅
この文章は、This is WikiWay!! の前提に従います

幅とは?
時間を縦軸にとったとき(インターネットの深さを縦軸にとったとき)、横軸になるものとは
具体的な例を上げます
Netnews/Mail list/Web
Web の世界の底は1989年、そしてそのアーカイブの底はGoogleのスタート地点、もしくはweb.archive.orgのスタート地点になります
それ以前のインターネットの出来事はどこにアーカイブされているのか?
Mailing list, Email
Netnews
ブラウザ/スマートフォン
ブラウザの時代
便宜上インターネットと呼んでいますが、われわれがインターネットと呼んでいるのは "Web" です
それは HTTP を介して code 片(HTML, JavaScript)をなにがしかのデバイスの上に再現するものです
事実上 Mosaic から始まった Webブラウザが主戦場でした
スマートフォンの時代
2008年6月 iPhone 3G が登場します
Web がポケットに入るようになりました
マクルーハンは「メディアはメッセージである」と
メディアが変わることでインターネットとの関係は大きく変化しました
インターネットはガラスケースの中に入りました
ページのソースを表示」という機能
歴史を考えたときに重要なことは、「ブラウザの時代」から「スマートフォンの時代」への流れはガチンと切り替わったわけではない、ということです
その変化はゆっくりゆっくり起こった
たとえば日々のツイートや、週報的なブログや、年末のアドベント・カレンダーのトピックス的な範疇では把握できないくらいのスピード感であったということ
片方の文化はゆっくりゆっくり死んでいき、片方の文化やゆっくりゆっくり巨大なものとなっていった
何月何日のなにそれのトピックスが決定的な一打になったわけではない、ということ
> 戦争、飢饉、自然災害、失政、腐敗、予算削減、難病、大規模リストラ、テロ事件。世界はいつだって悪いニュースのオンパレードだ。反対に、ゆっくりとした進歩は、どれほど大規模であっても、何百万という人に影響を与えたとしても、新聞の一面に載ることはない。もしも記者が「航空機、無事着陸」「農作物の収穫、また成功」といった記事を書こうものなら、すぐに会社をクビになるだろう。 https://scrapbox.io/june29/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9
「航空機、無事着陸」「農作物の収穫、また成功」「オレ、無事出社に成功」
こういった積み重ねが歴史そのもの
日々この瞬間が歴史そのもの
そんななかで歴史を捉えようとしたときには、必ずなにがしかの視点、基点が必要になる
主観
とる幅によってインターネットの深さが異なる
音楽について考えると
記録媒体、流通経路としてインターネットを捉えるとすると、その起点はエジソンの蓄音機にまで遡る
エジソンの蓄音機
グラモフォン
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LP
CD
MD?
MP3
streaming
本について考えると
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