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行使の民主主義
>そこで彼が具体的に思い描いていたのは、執行権に対する民主的なコントロールに市民が参加することでした。  つまり、選挙の日だけでなく、執行権をつねに監視し、責任を追及する。オンブズマン的な機能のみならず、情報やデータを公開させて、それを使って有権者が日々意見を言っていく。さらに、「こういう課題に対しては、こういう対策がある」といった問題提起やソリューションの提案まで、市民が行政に対して提案する。それが可能になることを、ロザンヴァロンは「行使の民主主義」と言いました。