妄想する頭思考する手 暦本純一
2021.2.2
自分のやりたいことをやる=非真面目
課題解決型の真面目なやり方だけでは,予測不可能な未来に対応する
イノベーションを起こすことはできない
>「高名で年配の科学者ができると言うときは正しい.でもできないと言うときはたいてい間違い」アーサー・C・クラーク
本格的な研究作業に入る前に
論文のあらすじを書いてみよう.そしてそのクレームの素材の良し悪しを確かめよう.良かったらレシピはシンプルなものになると思う.
決着をつけるための最短パスを考えよう.なるべく手間をかけずに
その為には無理に精度の低いPCを使わず,人間で代替したほうがいい.
例:IBMが音声認識の感想をもらう為に,音声認識を人間の手で行い,試作品の手間を省いた.(=
オズの魔法使い法)
ピポットでアイデアも生まれる.
天使度を上げる:二次元通信→スマートスキン
トレードオフのバランスを崩す:高精度かつ広視野角をあえて崩す
人をきょとんとさせる妄想
妄想しよう.天使度をあげよう.自分の悪魔度が低くても,オズの魔法使いになって,突破しよう.なんとかやるんだ,そこにイノベーションがある.
悪魔度が高まると一般的にあまり新たなアイデアが生まれないことが多い.自分も知識を得ることにより,そうなるのではないかと危惧していた.しかしその突破口は妄想であった.天使度を高めることを意識することであった.