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THE BOYFRIEND
Netflix製作のゲイ男性の恋愛リアリティ番組。

エピソード1
「全員が恋愛対象」というコピーが最初に出てくる。いや、そうかもしれないんだけど、なんか「そこがこの番組の新規軸でっせー」という感じで、当事者ではない自分らがそうした恋愛リアリティを鑑賞するのってどうなの?と最初に躊躇いを覚えた。
まず、全員がなんだかんだでイケメンである。そういう意味でルッキズムすごいし、全員職業がイケてる感じ。美容師のGENSEI、和食料理人のカズト、ミュージシャン・アーティストのシュン、バリスタでモデルのリョウタ、韓国出身デザイナーのテホンなど。
移動カフェの会議時、最初にテホンが全員の人称代名詞について確認するシーンいいな。結果、全員he/himでオッケーとのこと。
リョウタ、食べ物食べるときは左利き。でも文字は右で書いてたので、自分と同じ両利きだった。
GENSEI、若干握り箸なので、カズトはGENSEIをあまりよく思ってない、くっつきはしないんじゃないか。
カズトが市場で購入してきた鰹をさばくシーン。カズトの作業を見ているのがGENSEIだけ(笑)。
22歳学生のDAIがとにかくあざとい。頻繁にボディタッチ、友人の女性みんなつよつよ。特に夕食を食べるシーン。みんな「おいしい!」と喜ぶのだが、DAIは「んんっ!」と言いながら体を震わせるのである。モテってこういうところよな。
コーヒーの研修時。2人と3人の2グループに分かれてくださいと言われ、どうする?ってなるのだが、ここでもDAIは積極的で、隣にいるシュンに「やる?」と聞き、「うん」と同意を取り付けている。誰かが「じゃんけん?」とグループ分けの仕方を提示するのだが、シュンが「(こちらの)2と(そちらの)3」と言って、DAIと自分がグループになるように決めてしまう。こういうところで人間のいろんな思惑が見えてしまうし、いろいろ学びがある。アタックしたい人の常に近くにいろ。先に同意を取り付けておけ、など。
テホンについて「すっごいエロい体ですよね。びっくりした、俺」と言うDAI。
料理人カズト、ソニック・ユースのトレーナー着てる。
夕食時、「女性は好きですか」とたずねられたDAI。「最後は彼女だった」。バイセクシャルのようだ。バイセクシャルも今回の企画的にはありなのか。 ちょっとここらへん気になった。ちなみにリョウタもバイセクシャルだと言っている。
「じゃんけんで負けた人が気になってる人の名前を信頼できる人にだけ言う」というゲームをDAIが提案。DAIが負け、シュンに「シュン」とだけ書いたiPhoneのメモを渡して見せる。実質告白。DAI、グイグイいくな。
ゴーゴーボーイのUsakuが新たにメンバーに加わる。
司会のMEGUMIがよい。反応しつつ、目が笑ってない。恋愛とかどうでもいいわ!ってのが伝わる。恋愛リアリティをみながガチで見ている中「こんなのどうでもいいでしょ」という外部の視点をMEGUMIが番組に持ち込んでるのが素晴らしい。(とはいえ、恋愛ガチ勢は彼女にいらっとするだろうが)

エピソード2
DAIの距離感表現の解像度がかなりはっきりしている。好きな人にはぴょんぴょん気軽にタッチしにいくのに、友達だという人、たとえばGENSEIには友達だってわかる距離感。
だけれどDAIはバカというか失礼なんだよね。美容師のGENSEIに髪を切ってもらってのコメントが「え?めっちゃ上手ー」(笑)。プロの美容師に「上手」は失礼だろう。でも、こいつはそういう解像度なんだよね。「めっちゃ上手ー」と言うけれど、体や顔には「適当」って表情が出てる。
GENSEIがシフトのパートナーを選ぶシーンでもDAIはまったく興味ないって感じ(笑)。普通こういうの、番組的には「みんなで固唾をのんで決定を見守る」演技をするべきなんだけど、素人のリアリティ・ショーだとそういうところをまだみんな学習していないので素直な反応が出るところがおもしろい。
対するテホンは「もうひっくり返したあと見ます、自分」と目をそむける。GENSEIに気があるアピールかな。
DAIがスマホの写真をシュンに見せ「この三枚の中だとどれがいい?」と聞く。シュンは「どれもよくない」と言って、他の写真も探そうとする。そうしたらそこにはDAIの結構際どい写真が。遊び人を警戒するシュン。って、勝手に他の写真見るシュンも結構やばいやつだ。
Usakuが毎日飲んでる鶏胸肉ジュースをためしにつくってみるカズトの料理人魂素晴らしい。思い込みや先入観ない人なのだと思う。

エピソード3
シフト選びでDAIを選ぶシュン。仕事終わりに「キスすれば本当に好きかどうかわかる」と言う。なんやこいつwww。誘い受けな感じだけど、DAIがチューしようと言うと「また僕の気持ちが落ち着いたら僕からする」と言うシュン。なんだこいつ。
海外IT勤務、ブラジルとイタリアと日本のクォーターのアラン登場。
みんなとハグしようというアラン。でも、DAI相手のときだけハグが強い。こういう、身体的な表現での差のつけかた、アランやDAIはほんとうまい。
DAI「インスタでかっこいいから(アランに)ぼくがDMしました」というつながり。肉体関係もすでにあるらしい。
って、この番組、途中から新メンバー加入って、途中のほうが不利な気がするし、すでに知り合いの人を入れてたら知り合いのほうが有利だし、競技ではないので公平性についてはまったく配慮してない。カズトやUsakuは仕事でよく抜けてるし。
コロナ禍で政府に文句言う人たちに対して「他人のせいにするんじゃなくて、自分のことを全力でやって彼らがいなくても生きていけるようにすべき」と語るDAI。現代っ子や......。ますますDAIにいらっときた。
テホンは逆に「自我を出すというのはワガママではない」「自分たちが求めていることを言っていかないと社会は変わらない」と言う、めっちゃまっとうなんだけど「でも社会変えるって難しくないですか」とDAI。お前なあ......。
生まれたときから両親がいないシュン。DAIのリアクションが「そうなの?」......。18歳までは養護施設にいたというシュンに対し「コジイン?」とDAI。本当にこいつはデリカシーがない。わざわざ言い直す必要はなんなのか。
ダイとシュンがいなくなって、みんな大人なので、いい感じで落ち着いて話してるのいい。アランのリアクション、すごい。ここらへん、アランやGENSEI、テホンらがあまりに大人なので、シュンやDAIがバカみたいに見える。
みんな酒のんで少し酔うと、イントネーションが変わるのもおもしろい。
デート成立カップルの発表。みんなDAIとシュンについて「おめでとう」的な反応、コメントしてるのに、MEGUMIだけ「Usakuさんためるやん」というメタなツッコミ。

エピソード4
シフトパートナーにDAIを選んだUsaku。不在じゃなければ本当はカズトを選ぼうとしてた。カズトが本命。
てか、シュン、常に寝転んでたり、だらーっとしてるな。第2回だっけ。椅子に足を載せたりもしてただろ。
カズトが5日ぶりに帰宅って、カズト、ほとんどこの生活に参加できてないのでは.....。
アランがシフトパートナーを選ぶ日。ちょうどカズトが帰ってきたところ。カズトが好きなアラン。当然カズト選ぶだろって思ったら、このときだけなんと「立候補制」。立候補者の中からしかアランは選べないというシステムに。こういうところがヤラセというか、ルール適当だなと思う。競技なんじゃなくてエンタメになるならいつでもゲームマスターの指示でルールが変わるっていう。
しかも、ハウスに残ってるカズトをUsakuは二人きりで話すのに誘えてて。これじゃ、アランに不利。こういうの「つくってんなー」ってなる。
今思うと、カズトが「鶏胸肉ジュース」をつくってたの、Usakuさんのこと知りたくてって気持ちもあったかもしれないね。
シフトパートナーにシュンを選ぶカズト。カズト賢いんだよな。ここで重要なのは誰と仲良くなりたいかではなく、情報を取ること。今、一番情報取れるのはシュンだからな。シュンとDAIが上手くいってるかどうかによって状況は全然変わってくる。
DAIの足マッサージしながら、DAIとだったら自然に話せるUsaku。好きな人とかそういうのじゃなければ自然体になれるんだろうな。
Usaku、トイレから帰ってきたら、ズボンで手をふいてる。だからおしりが濡れてる。そういうところがカズトと合わないのか合うのか......。
この回あたりから、どうも番組の作為を強く感じるようになってきた。

エピソード5
あ、GENSEIいたんだ。
同じ温度感じゃないとむしろ相手は冷静になっちゃうというんだけど、その割に温度感を自分からあげていくわけでもないんだよな......。
販売してるのが「VEGAN COOKIEE」なのに、Usaku(毎日鶏むねジュースを2kg飲む)が販売してちゃまずいだろ......。
Usakuが今日でグリーンルームを脱退。って、自分で「出ていく」とか決められるルールなんか??
GENSEI、めっちゃよくなくよな。
こんな途中で抜けるのも、Usaku、なんか仕込みっぽさが常にあるんだよな。
あと、Usakuの描く絵な。こいつ根はオタクの非モテマインドなのよな。

エピソード6
あと、なんか気のせいかリョウタが店番のとき、売上多くない?
リョウタとGENSEI、声のトーンが似てるんだよね。アランとカズトとか、ダイとシュンって声のトーンがあってないから。
シュン、DAIのひざに頭のせるのに、手をおいてくると拒絶。こいつマジなんやねん.....。
シュン、すごくコントローラータイプなのよな。
テホンいたんだ......。
カズトが人気すぎて、カズト常にカフェスタッフやってる、車運転してる気がする。
新メンバーのイクオが登場。って、第6話から新メンバー???ハンバーガーショップ勤務。そういう人ははじめてじゃないか?
ところどころでブースター的にキャラを登場させるの、作為感じる。
シュンもバドミントンは左ですね。シュンも両利き。
波乱のピクニック回。

エピソード7
シュン、うぜええ。とにかくためし行為ばっか。
ゴーカート回。
今回からコーヒートラックは3人に。ここらへんもすごく作為感じる。
てか、カズト以外、運転できないのではないか?ってくらい、カズトばっかり運転してる。
「本日のシフトにはカズトさんに入っていただきます」って、カズトどんだけシフト入ってんねん。しかもこいつ飲食店勤務やろ。休みの日にまでコーヒートラックだらけでかわいそうすぎる。
テホンいたんだ。
ダイとシュンが抱き合ってることにも気づかないくらい疲れているカズト......。

エピソード8
DAI、シュンから来たLINEをイクオに見せちゃうんだよね。そういうとこやぞ.....。
テホンいたんだ。
テホン、いつも言うことが正しい。ただしモテないだけなんだよな。
恋愛リアリティではなく「シュンくんはじめてのごめんなさい」みたいな番組になってるな。
みんなでご両親にゲイだと言えるかって話題。両親がいないシュンくんとかその可能性にはまったくおかまいなし。
DAIはほんとバカで、この中でシュンに両親がいないことを知っているのはDAIだけなのに「俺は親に言える」って話にただ乗っかるだけ。そういうとこやぞ......。