>だけど、じつは遊ぶことって誰にでもできることではない。遊べない人もいる。あるいは遊べないときがある。うつになるとゲームをするのも嫌になるし、不登校児はおもちゃに囲まれても手を伸ばすことができない。ハエバルくんもそうだった。彼は最初遊べなかった。心が逼迫しているとき、僕らは遊ぶぶことができなくなる。(居るのはつらいよ p.152)