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データと情報と知識と知恵の違い


情報学や認知科学では、情報と知識を分類している。

一般に
データ(Data)
情報(Information)
知識(Knowledge)
知恵(Wisdom)

の頭文字をとってDIKWと呼ばれている。


データというのは、バラバラな事実や数字のこと。
例えば、「りんごは赤い」「りんごは丸い」「りんごは200円」というような、単純な事実がデータ。

情報は、データに意味や関係性が加わったもの。
情報 = 【データ + 文脈】
例えば、「赤くて丸いりんごが200円で売られている」という風に、データ同士が結びつけられると、情報になる。

知識は、情報をもとに、それを使って何かができるようになること。
知識 =【情報 + 理解】
例えば、「赤くて丸いりんごを200円で買えば、おいしいジュースが作れる」というのが知識。

そして、知恵は、知識を活用して良い判断ができるようになること。
知恵 = 【知識 + 判断】
「健康のためには、りんごジュースを飲むのは適量が良い」というのが知恵といえる。



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