電波文化祭⚡️プロジェクト
アマチュア無線本来の多様な取り組みや活動に注目し、一無線家の『研究・成果を発信すること』を大切にしたい。創造された価値を「他者に発信する場」としての役割を担う無線イベント、それが
#電波文化祭 だ。成果を持つ無線家のために、あるべきアマチュア無線のために・・・
会うこと、買うことを目的とするような、どこも何年も変わり映えのない無線イベントを、
コペルニクス的転回できないだろうか。子どもから現役世代やリタイア世代、初心者もベテランも一堂に会して会議を開こう。無線を愛することが入場券となる、誰もが発信者となれる、まるで学生時代の文化祭のような会議を開こう。
日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』すること。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、必要なものは自分で『開発』せよ。
ハムフェアは「夏の甲子園」だ。
ハムフェア2024では、誰もが発信者となれるサテライトステージができた。だが、いきなり大勢の人の前で発表するには荷が重すぎる。その練習の場が必要だ。都道府県支部イベントには発信する場がなく、地域無線クラブでは小さすぎる。練習の場としてふさわしいのが、「電波文化祭⚡️」だ。
出展者と参加者が説明販売だけで終わらせず、コミュニケーションの場とする。
会うこと、買うことを目的とするような、どこも何年も変わり映えのない無線イベント。進歩的であるべく無線家のイベントなのに、コンテンツは「昭和」そのままだ。都道府県支部のイベントのメニューは、昨年度そのまま。昭和から続くこのスタイルは、この令和においてこのままでいいはずがない。
来賓挨拶・表彰式・基調講演の時間を
LT(ライトニングトーク)に割り振る。「体験運用・公開運用」は、無線イベントでなくても、週末の地域無線クラブでその機会がある。出展者は、登録クラブ・無線機器メーカーに頼まない。ジャンク品を使いこなせるのは、長く無線をしている経験の豊富な無線家だ。入門したばかりの人には無理だ。
アフターコロナの無線イベントは変わっただろうか。進歩的であるべく無線家なのに、無線イベントのコンテンツは「昭和」そのままだ。これらの何が「子どもたちに無線を伝える」と繋がっていくのだろうか。「子どもたちに無線を伝える」を目的としないでいいのだろうか?
では何をすればいいのか・・・
既存の無線イベントは、無線を社会に、無線を知らない人たちの伝えようとしていない。参加者はただ受け取るだけの「受信者」となってしまい、出展者・主催者との間に境ができている。参加者はいつまで経っても参加者にとどまったままだ。
「これではだめだよね」「JARLは何をしてる」、他人事の様に批判するのは簡単だ。無線に限らずSNSでよく見かける光景、他者の行動に期待しても何も前進しない。
無線イベントを「
コペルニクス的転回」せよ。単なるアイボール会にせず「
知的領土」を広げるためのカンファレンスとせよ。誰もが「発信者」となれる場となり「自らの考え・大切にしていることの発信」が、創造の一足一足とつながるように。
#電波文化祭 は「誰とでもどことでも交信できるバンド」だ。
誰しもが絶えてはいけないと願うアマチュア無線は、ほっておくと絶えてしまう。21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えたいと、座して考えるだけでは答えは見つからない。そもそも答えなどないかもしれない。誰かに頼むのでなく批判するでもなく、解決策を模索し実行する。それが
#電波文化祭 だ。
子どもたちや私たちを主役にせずに、
#電波文化祭 そのものを主役とする。思いを共有できる人たち全員で開催し続ける。50年を超越する伝言ゲームを、年2回開催し「100回」を目指す。こんなことが本当にできるかわからないが。けれども100回開催に辿り着けたなら、子どもだった者たちに伝えられたのだ。
「電波文化祭⚡️」は我々は何を期待しているのか・・・
目的を定め、それに従ってデザインしていくのでなく、私たちが気づいていない目的を感じたい。目的をその時代の空気に合わせ、自由に修正できる身軽さを持つ。
無線を知らない人たちとつながっていくためには、無線の内側だけで密に活動するのでなく、無線の外側にはみ出す「何か」を見つけ、アマチュア業務に実装せよ。
ラジオの製作・初歩のラジオの語りかけるような製作記事、執筆者の名前の脇には必ずコールサインが書かれていた。コールサインを持つ者は、良き社会人なのだ。そして親切なのだ。「電波文化祭⚡️」が目指すのは、そんな優しいラジオなのだ。
どの無線イベントも来場者数を増やすために、誰からも「70点」もらうことを目指して、結果「60点」に留まっているように見える。「電波文化祭⚡️」は違う。ある人には「0点」だとしても、ある人からは「100点」をもらえる無線イベントを目指していく。99人の胸に届かなくても、たったひとりの胸に届けばいい。
無線は家でも学校でもない、第三となる「
自分の居場所」となる。
無線は不思議に満たされている。「
知的領土」を広げていくことができる。
ハムフェア出展の常連者から初めて出展する者まで、幅広く出展者を募る。頒布や展示だけに留まらず、気軽に出展者に質問をしたり自分の作品を見てもらったりと、慌ただしいハムフェアでは困難なコミュニケーションをとることができる。
堅苦しい基調講演の代わりに、10分程度の短い時間で発表するプレゼン「
LT(ライトニングトーク)」に置き換える。来場者が少ないのでLTデビューの場としてもふさわしい。 IT界隈からスタートしたLTの文化を、無線の世界にも広げたい。
狭山市での「電波文化祭⚡️」は、
R16 Friendship Radio が主催していきたい。他のコミュニティーもそれぞれの場所で「電波文化祭⚡️」を開催してほしい。毎月どこかの地で「電波文化祭⚡️」が開催されるなら、喜んで参加したい。
電波文化祭⚡️狭山市:運営コミュニティー
「電波文化祭⚡️を100回開催する」と目標を定め、開催し続けることができたら、21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えることができる。うまくいかないことがあっても、次回修正しもう一度挑戦すればいい。けれども先は長い。ゴールは2073年だ。この時間を超越するためには「まずは自分が楽しいこと」が大切だ。
子どもの頃の私が無線を通して得た知識や見識を、仲間だけでなく、たくさんに人たちにも提供してきただろうか。アマチュア無線の枠組を超越し、古き良き昭和と ITが躍進する令和を重ね合わせたい。
#電波文化祭 はそのための一足となる。
「来場者・出展者・発表者・主催者の境をなくし、だれもが対等になり、だれもが『発信者』となる」できるだけ早く、そこへと到達したい。けれども一足で行くことができない。そのために年2回の開催し続け、参加者全員で一段ずつ登りたい。
私にたくさんのことを教えてくれた往年の無線家たちも、振り返れば私と同じよう、初心者の時があったはずだ。その後、個人個人が体験を通して得た知識や見識を、自分の中だけに留めておき、陳腐化させるのではなく、必要な人には、惜しみなく提供していくこと。そして自分は、更なる高みを目指すべく精進すること。
必要な人には、惜しみなく提供すること。そして、更なる高みを目指すべく精進すること。古き良き昭和と、終わろうとしている平成とが、同居しているかのような無線イベントを目指す。
余計なお節介が行き交う、昭和の無線クラブのような、小さいけれども他局を近くで感じられるような、無線にしたい。個人個人が無線を通して得た知識や見識を、自分の中だけに留めておき陳腐化させるのではなく、「必要な人には惜しみなく提供していく」ことができる場所を作りたい。
幼い頃の私が無線を通して得た知識や見識を、仲間だけでなく、たくさんに人たちにも提供してきただろうか。古き良き昭和と、 ITが躍進する令和を重ね合わせたい。「電波文化祭⚡️」はそのための一足となる。
とはいえ私たちは誰かに教える立場にはなく、教わる立場でもある。
#電波文化祭 が目指すのは、教える側と教わる側が入れ替わりながら、入り混じって区別が付かなくなっていくこと。もし本当にそうなったら、その時が
#電波文化祭 完成だ。
アマチュア無線でよく言われる「多彩な楽しみがある」とは、限られたメニューから選択することでなく、『メニューに新しく追加していく』ことだと思う。日々の無線活動の中から何かを発見し実行し、
アマチュア業務に実装していきたい。アマチュアコードをアップデートしたい。
無線をしていない人たちとつながっていくために、無線の中だけで密に活動するのでなく、無線の外側にはみ出る何かをデザインする。
アマチュア業務を拡張せよ。
「電波文化祭⚡️」は、埼玉県狭山市だけで開催するのではなく、各地で開催してほしい。
大きくなっていくとを目指すのではなく、継続することを目指す。
狭山市での「電波文化祭⚡️」は、
R16 Friendship Radio が主催していきたい。他のコミュニティーもそれぞれの場所で「電波文化祭⚡️」を開催してほしい。毎月どこかの地で「電波文化祭⚡️」が開催されるなら、喜んで参加したい。
16. 電波文化祭コミュニティー