赤ちゃん教育
【美術】
【製作】ハワード・ホークス
【配給】RKO
【上映時間】102min
特徴 :
キャサリン・ヘプバーンのための書き下ろし作品であったが興行的に失敗し、ヘプバーンはRKOを退社することになった
とはいえけっこう売れたし、評論家の評価も高かった
同性愛の文脈でゲイという言葉を使った最初の映画?
また、ゲイ発言はこれまで、編集段階で削除されたりなどしていた
当初、ホークスが考古学者役に
ハロルド・ロイドを起用したがっていたこともあってか、メガネはロイド風である
アドリブが多用されている
にひきのヒョウは、どちらも訓練ずみのニッサ。調教師が面倒をみていた
>ヘプバーンが回転してスカートをひねったとき、ニッサが突進してきたが、セレステが鞭を打って制したことがある。ヘップバーンはニッサを落ち着かせるために重い香水をつけ、豹を恐れないが、グラントは恐れた。2人が対話するシーンのほとんどは、代役を立ててクローズアップで行われた。また、ホークスが生きたヒョウを撮影するのは難しく、貴重な俳優を危険にさらす可能性があるというニュースがいくつか報道されたため、いくつかのシーンではリアスクリーン投影が必要になり、他のいくつかはトラベリングマットで撮影された。グラントがベイビーに鎖をつけるシーンでは、トラベリングマットでは鎖の2つの部分を結合させることが不可能であることが判明したため、鎖はフィルム上に手描きされたことが明らかである。
>他のホークスのコメディーと同様、この映画はテンポの良さで知られている(主に長いミディアムショットで撮影され、クロスカットがほとんどないにもかかわらず)。ホークスはピーター・ボグダノビッチに「クロスカットを速くするよりも、フレームの中で俳優を速く歩かせた方がペースが上がる」と語っている
> (Bringing Up Baby DVD. Special Features. Peter Bogdanovich Audio Commentary. Turner Home Entertainment. 2005.)
>検閲官の唯一の異議は、ヘップバーンのドレスが破れるシーンと、政治家(アル・スミスやジム・ファーリーなど)への言及(Mast, Gerald (1988). Bringing Up Baby. Howard Hawks, director. New Brunswick and London: Rutgers University Press. ISBN 978-0-8135-1341-6.)
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すごい、昔のアメリカのコメディって感じのイラスト!
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うーん、博士の婚約者は仕事を完全にサポートしてくれる人だ。仕事とプライベートどちらをとるかみたいなはなし話でもあるかもしれない
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クラシックカーかわいー
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えー、なんだかシュールだな...なぜ、ボールも車も取り違えられているの笑
あまりにも強引でめちゃくちゃだ
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なんだか平和な時代...
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神経症の先生が出てくる。なんだか、この女も頭が狂っているという暗示? 笑
実際狂ってるとおもうけど...
なんというか、完全にコメディ的な、たとえばチャップリンみたいなファニーな動きとかなしでコメディをやるから、なんだかただの変人に見える
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いやいや、なぜポーチをすぐかえさない返さないの笑
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この早口でまくし立てるのが面白いんだろうか
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ここはかなり笑えた
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えー、この服かわいい!
>"I did see mr. but I did not see him really I"
> "Yes, I spoke him twice, but I didn't talk to him"
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ハハハ、なにいってるかわからん笑
ところで、やっぱりブルネットの子がフラれちゃうのか...かなしー
でもべつに、スーザンもブロンドではないね。
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この服もかわいいー!!!
ところでこのヒョウは...CGではないよね...気ぐるみなの??? え??? ヒョウってヒト襲うよね???
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黒電話をつかんだまま走っちゃって転ぶってシーンがあるのだけど、これは黒電話ならではだね。今ならスマホ持ったまま走れるからね
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ヒョウのシーンのテンポがとってもいい
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この、ヒョウに気づいてないシーンも最高
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またまたこの服かわいー。帽子もかわいー。
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なるほど、赤ちゃん = ベイビー = ヒョウなのか笑
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わからん、なぜ、カギがないのにくるまに車に乗れるのだ。もしかしてさしっぱなし???
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女装とゲイネタはいまではちょっと笑えないな。
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なぜかどうぶつ動物になつかれる笑
アーッ、気づかぬうちに化石の骨をイヌにもってかれた!!! なるほど、だからイヌか
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おとこのカッコはどっからどうみてもヘンなんだけど、なんだかふたりでセットのルックみたいでかわいい
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おもろいなー。スーザンが「結婚するの」 というと、叔母は「あんな変人に財産を分けたくない!」 と言うのだけど、実際に主人公は叔母から博物館の支援をしてほしいので、「財産を一切わけたくない」 というのはなかなか爆笑できる
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このぶっといベルトはかわいい
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「ボーンさん」 のくだりもかなり笑えるな
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夕食で気をつかって話しかけてるのにイヌに気を取られているのとかもめちゃ笑える、しかもこいつ笑、ぜんぜん話を合わせようとしない笑笑
この夕食シークエンスかなり笑える、まじで
「あれ、スープはどこに?」 「もう冷めちゃったわよ」 (だからさげた)とかべつに文字にしたらふつう普通なんだけど笑える
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やばいやばい、ヒョウがくるぞ!
「ヒョウの声は一度きいたら忘れられない...」 とか大佐が言うのだけど、さっきの、ヒョウのうなり声だからね笑
このへんも、テンドンっぽくてうけるね
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めちゃくちゃじゃないか笑 じつは伯母のヒョウだったとか
これも不完全情報をうまく扱った話だった
まあ、コントってのはだいたいそうだけど
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それにしてもよく転ぶね!!
「全員偽名です」
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いや、ボーンだけだよ偽名は笑笑
ただの狂ったやつかとおもったら、案外機転のきくスーザン。
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そう、途中でスーザンが、スリの女の芝居をするんだけど、ここの演技が上手い。心なしか、声の高さ、トーンが違ってるみたい
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とうぜん、婚約者の立場からしたら、デイヴィッドが浮気ものに見えるのはよくわかるけどね。でも最後まで見た身からするとちょっとデイヴィッドがかわいそう。画面からして一度も、スーザンに恋をしているような雰囲気はなかったし。婚約者にフられたからこいつでいいや...って感じの流れ。
なんというか、やっぱり情報の差とか視点の差で見えるものが全然違うなあ。というのはコメディを見ていると強く感じる
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まあなんというか、最後に恐竜が壊れるとこ。
新婚旅行もいかないと言い研究しなさい! というスワンと、一切そんなことかえりみないスーザン、スーザンは仕事の成果自体もめちゃめちゃにしちゃう。仕事をとるかプライベートをとるかでプライベートを選んだ男っていう、当時としてはわりと進んだ題材なんじゃないかって気がしてきた
しかし、キャサリンヘプバーンはあのスピードのあの長台詞。すごいなあ
転んだりころころころがったり、運動の面白さでつくられる笑いという感じだ。これが行き過ぎるとダチョウ倶楽部みたいなアレになるのかと思う。
しかし、妻帯者 (ではなくて婚約中の男だけど) にあんなにグイグイいく女、当時としてはどうだったんだろう? 勢いがあるし、このあたりヘプバーンが上手くて、あるいは脚本がうまくて、そんな設定途中で忘れちゃうんだけど。しかも最初、キチガイ? と思ってみていたのに、だんだん慣れてくるのがふしぎだ
スーザンの「ハハハ」 って笑いがクセになる。
クソつまらなそうな邦題がダメ。
あとさすがに、ヒョウをつかまえろ! ってなってからの後半は飽きてきたかな。コメディで100分は長い、というのは現代の感覚だろうか。
しかし、ほんとうにヒョウを使っているとしたらすごいなあ... なんだか表情が本気でビビってるように見えるし