Reality +
最初の方
デカルトの言う「悪魔」と、シミュレーション仮説のコンピューターと、水槽の脳が同じだよねという接続はおもろい
時代によってメタファーが変わる
「シミュレーション仮説とかありえないでしょ」みたいな一般的常識を崩して、
Descartes的懐疑に慣れさせるのが目的の章って感じかな
自分は既にその辺りは把握していると思う
まあでもそこの基礎づけを盤石にするのは大事
その上で、それに対する批判もこの本が頑張ると言っている
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これは、グローバル懐疑論とは異なる立場
グローバル懐疑論は実在がないとしているが、観念論は「見え」(≒現象?)自体が実在だとしている
これは
我思う故に我ありに近いが、「我思う」から「我あり」ではなく「我の思考/認識あり」を導いている感じかな
色々な論点と、その議論を提示している