メタ倫理学入門
この対立をベースとしている
(ちなみに答えはないよ、と)
もう少し具体的な論点として、
それぞれが主観vs客観に紐づいている、という捉え方
Q. 道徳は実在するか
今の自分の
現象論チックな思想ベースの感覚として、「そこにあると認識されるりんご」と同じくらいには「人を殺してはいけない」という規範も「実在」するなと思った

そもそも物体も規範も認識されるものであって、その認識のソース(?)が質量なのか情報なのかの違いでしかないな、と
認識のソースが質量として存在するもののみを「実在する」と定義するなら規範は「実在」しないことになる、まあそれは定義次第
Chapter 3 非実在論
実在しないとして、どうする?という問い
感想
メタ倫理の議論の難しさとして、倫理をどうすべきかということを考えるには倫理的判断が必要というパラドックスがありそう
例えば、「非実在論を前提として、道徳をどう扱うべきか」という問いがあるとして、その答えの根拠には何かしらの倫理が存在してしまうので矛盾する
そこの根拠が曖昧な感情で書かれていることが多いような印象を受けた
というかそれ以外にない気はする
社会で「善」とされているものを整理するみたいなアプローチと、現状の状態はそれとして"本当"の善を考えるアプローチ、みたいな