> 海外の中古レコード市場で再評価著しいクロスオーバー/フュージョン系の音源。バーゲンコーナーの常連だった80年代の日本の作品を含め、サンプリングやインスピレーション・ソースとして新世代が掘っている。サンフランシスコのビートメイカーTelemakus。彼もまたコンテンポラリージャズやフュージョンの新解釈から、別次元のジャズ・ファンクへと発展させるセンスの持ち主。4部作として発表予定の「Calantha」シリーズから、最初の2作品をカップリングした今作。2000年生まれ、19歳の青年が提示するジャズ。あまりの洗練度の高さに眩暈がする。
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