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金閣寺読書メモ
短剣の鞘に切り傷を彫り込んだのは次の有為子にも繋がりそう

自分の顔を世界から拒まれた顔と思い、有為子の顔は世界を拒んだ

「裏切ることによって、とうとう彼女は、俺をも受け容れたんだ。彼女は今こそ俺のものなんだ」

人生で最初にぶつかった難題は美ということだったと言っても過言ではない。

美しさを予期したものから裏切られた苦痛は、ほかのあらゆる反省を奪ってしまった。

p34は色あせた前近世の日本絵画と同じ反応

ああ、死にとうないは一休宗純だろうがゲーテのようにもっと灯りをと述べた名増は誰だろう

3層のばらばらな設計は不安を結晶させる様式。そうでなければ不安を包摂することができず崩壊していた

エウリュディケは日本神話のイザナギみたい