generated at
読書会「新実存主義」まとめ

>概要
課題図書『新実存主義』NEO-EXISTENTIALISM`
2018年 ドイツ
著者マルクス・ガブリエル(1980~)
岩波新書Kindleあり。
内容:心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義心の哲学をつなげ、二一世紀のための新たな存在テーゼを提示する。by.Bookデータベース
本書の形式:基本的には、ガブリエルが最初に持論を展開し、その後に他の学者の反対意見が提示される。最後に、それらの批判にガブリエル自身が答えていくという形式になっている。
>序論「穏健な自然主義と、還元論への人間主義的抵抗」ジョスラン・マクリュール

>第一章「新実存主義-自然主義の失敗のあとで人間の心をどう考えるか-」マルクス・ガブリエル

>第二章「ガブリエルによる論駁」チャールズ・テイラー

>第三章「心は『存在する』のか?」ジョスラン・ブノワ

>第四章「人間の生とその概念」アンドレーア・ケルン

>第五章「四人に答える」マルクス・ガブリエル