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読むことと書くこと


読むことについて
11-13行は、ツァラツゥストラ第3部の冒頭に引用されている。

笑いについて
哄笑と高さ
距離のパトスと関係しそうだと予想できる久住哲

13行目
Trauer-SpielとTrauer-Ernstの言葉遊び
Trauerspielは悲劇
Trauer-Ernstはニーチェの造語
中公文庫では「悲・真面目」と訳されている
新潮文庫では「悲運」と訳されている
この訳はよく分からない
ちくま学芸文庫では「悲劇的な真剣さ」と訳されている(ちなみにTrauer-Spieleは「悲劇的な遊戯」と訳されている)上巻、p74
『ほんとうのことば』四章「哄笑と嘲笑」では「くそ真面目」と訳されている

小形さとる「俳句論攷・微笑と哄笑」
>哄笑」は全てを笑う。硬直を笑い、偏りを笑い、行き過ぎを笑い、出来合いの価値観への埋没を笑う。また陽気で不躾であり、弾力性に富み、創造性と同時に破壊性を合わせ持つ。それに自他についての執着というものがない。「哄笑」には「微笑」のもつ一種の腐臭、湿りというものがない。

荷を担う力
三様の変化の駱駝を想起させるが、ここで言われる動物は驢馬

重さの霊」の初出箇所だと思う
Trauer-Ernstとも関わりそう