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夏のロックバランシング(久住)
2021/7/29

2021年夏、アープラでは夏休みの自由研究という企画が立てられていた。
参加に伴い、久住はロックバランシングの実践と、周辺情報の整理を行うことにした。

実践前のお買い物……
ロックバランシングの魅力のひとつは、無料でできること。
石さえあればできる。そして、石はそこらへんに落ちている。
見映えのいい石は探しにいかないといけない
けど、自宅でも石を立てたいとしたならば、台座があると便利だ。
室内で行う場合1番下の石の不安定さという問題が起きてくるから。
私はまず、ロックバランシング研究所 石花で「マルタ座」を購入した。
2021/7/29に自宅に届いた
5,470円
使っていくうちにどうしても削れていく
写真映えもしそうで、いい感じ。
ロックバランシングは写真も重要な要素のひとつである。

備考
そこらへんにある岩に石をのっければOK
自宅に石を持って帰って重ねればOK
ブロック塀のブロックでも立てようと思えば立てられる


やりたいこと
石を積むこと
スポット探し
積みスポット
写真に映える
人がいない
石が豊富
集中できる
石スポット
面白い形の石
滑らかな形の石
テクニックの実践
小さい石を間に入れる
石の収集
服装の考察
写真(スマホ)の撮り方
目標
4個積んでみる
海で積む
山で積む
川で積む
積んで繋げる

コツだと思うこと
両手を使う
片手で台座を押さえつける
片手は重力と逆方向の力を加える
浮かせるということ
浮かしきらない
3点を探すため
少しずつ傾ける
優しく擦りつけてハマるところを探す
これで大雑把に2点を探る
2点を掴んで、3点目で調整する。2021/7/30
2点安定すると、傾く方向が一定になる。

石花ちとくさんの説明を読むと、
石を立てる前に石を触る
接点や傾きをそこで決める
凹凸を指に覚えさせる

理論上の可視2点
この方法は不安定かもしれない
下の画像では石が接している2点を目視できる
石は2点接して立っている
この2点を繋ぐと線になる
線が短ければ短いほど難しい
不可視の3点目を捉えるためのベクトルを捉えるのが難しくなる

雑記
石って洗うの?
洗い方あるの?
自然なら洗わんでいいが
いちおう自室に置くので、ごしごし洗った
タイマーで時間測りながらやってみる。時間が飛ぶ。

ロックバランシング実践
2021/7/29
側面に立てたいと思った。
3点+バランスで立つ
3点で重さを支えられさえすれば理論上は立つはず
2つだけで積むのは3つよりある意味難しい
3つ石を使うと調整がぐんとしやすくなる
一番上の石で真ん中の石を押さえつけることができる
石で挟むというテクニックが使えない

2021/7/30
3点で立たせるとしても、
まず2点で直線を得て、その直線と重心とが重なる1点を見つけることにより立たせるイメージでもよさそう。
2点を掴んでイメージを二次元化すれば、3点目を探るための方向が得られる。その方向を辿ると直線になっている。
あくまでこれは石が2つの場合。しかし、本質的には石が何個あっても変わらない。
いや、点の数にこだわらず、両手で石の重さを調整しつつ、ぐりぐりとハマるところを探して、ハメたら稼働ベクトルが一直線になるかを確認して、その直線において傾きを調整したほうがよいか……
(2点を得てからの調整時に)3点目に触れたとき重心が三角形の内側であれば、立つ?
平面対石であれば、どうやっても立たないことがある。しかし、石対石であれば、思わぬところで接点が生まれ、複数の接点が面を作り、その面と重心の関係しだいではアクロバティックな立ち方をする。あたかも側面に立っているかのようだが、ミクロに見れば、その側面には力学的な水平があるはずだ。
例えば下の図のような積み方は不可能

2021/8/2
マルタ座に付いてきた石花ちとくさんのアドバイスを読み、立てる前に足の表面を触ってみた。
また、写真を撮るときには、設置面が少なくみえる画角から撮るよう心がけてみた。

2021/8/3 3段積みクリア
3個で積むときは別ゲーになる
2個の石を1つの塊と見れるところまで調節して、1つとなったそれを立てる感覚
1個の石を土台と一体にして、その上に石を1つ立てる感覚
1番上の石が縦長のポジションだともっと良い。……やってみた↓
まず、\frac{1番上}{2番目}で安定させてのち、土台石の上に乗せるイメージ\frac{\frac{1番上}{2番目}}{土台}で成功させた。
ただ、見た感じからして、1は2の安定した面に乗っている感が強く、面白くない。(1番上と2番目の接地面が大きい)
2番目の石が斜めに見えるのは、重力を無視しているかんじで面白い。

2021/8/4
次に何をしようかと調べる。
まずは、三角形の石、長めの石を探すところから始めたい。
こんな感じ。

2021/8/7
海で石を積む。
反省点
手袋があればよかった。
感想
一度立った作品の上に更に作品を立てることができる。
垂直方向にまっすぐな作品はつまらない。
お手本を見て、それを真似してみるという練習の仕方がしたいと思った。
そうでないと、簡単にできるものしか作らなくなってしまう。
どんなものでも立てること自体は楽しいわけだから。
石を重ねてゆくとき、着実に下からぐらつかないところを掴んでゆき、そして1番上でいわゆるロックバランシングを行えばよい。
1番上を乗せる前は、2番目以降が自立している必要はない。しかし、2番目以降は手で重さをかけた上でぐらつかない積まれ方でなければならない。
手でかける重さを石が代わったときに静止する……というイメージ。
石は何個か拾って持って帰ってきた。