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列挙の種類と効果考


1. 今日の飲み会の参加者は、えーと、田中、長谷川、伊藤、西口、原田、……

2. ドイツの哲学者は、えーと、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー……

↑の二つ、列挙の種類がちょっと違うと思うけどどう違うんだろう?イタロー


以下、文学「っぽい」アプローチ



たぶん、あえていえばカタロゴスは1で、ものはづくしは2なんじゃないか(仮説)

1,2を極端に行った場合の、
1の文学的効果:その場面にこんだけの人がいたぞという場面に対する誇張、遊戯的効果
2の文学的効果:それについて列挙するとこんだけ数えることができるぞというテーマの豊かさの誇張、遊戯的効果

1、2の場合とも、事実を言っているのになぜ誇張めくか
100人参加したといえばいいところをいちいち名を挙げている
さまざまな要素を含んでいるといえばいいところをあえて列挙している

ラブレーベケットなどなど……はこのような方法を使う(ただ、誇張以外の目論見もあるだろう)