不動の動者
だったと思う

こういう言い方を彼自身がしたのかは知らない。
後世の人がアリストテレスのそういう考え方に名付けたのかもしれない
自らは動かされることなくして他の全てのものを動かす
始点「不動」は動かされないということ
「動者」は動かすものということ
「動かす」は変化させることに近い
「動かす」は位置の移動にとどまらない
位置の移動も含むが、それは「動かす」の一部にすぎない
作用するに近い
他のものに作用して、そのものを変化させること
絶対的な出発点
「これの存在は何によるものか」と原因を遡ったとき最後に行き着くのが不動の動者