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メルツバウ初期作品を並べていく
メルツバウの初期は結構謎である
メルツバウの活動は1979年から開始されているが、現在のハーシュ・ノイズ中心の作風になったのは途中からであり、初期はメタル・パーカッションや不穏なシンセ音、コラージュを中心にした作風であり、こちらの方がクルト・シュヴィッタースっぽさがある
最初は、秋田昌美単体ではなく水谷聖とのデュオ編成であった
最近youtubeで聴けるようになったから便利な世の中である
ちなみにどこまでが初期かはよくわからないので、適当に

Merzbow - OM Electrique Part 1 (1979)
1979年って書いてあるけど、これ79年か?アナログシンセ(orオルガンを歪ませてる?)と空き缶や鍋を使ってるっぽいパーカッションの作風

Merzbow - 23 November 1979(B), Part 2 (Excerpt)
1979年に録音された作品、オルガンとドラムによるフリーフォームな音楽
オルガンとドラムは曲によって秋田と水谷で入れ替わったりしてるようで、初期はこの形態の音楽がよく鳴らされていたようだ

Merzbow - Fuckexercise #2 (1980)
こちらはパーカッションとオルガン、ギターや環境音、ラジオなど様々な素材をテープ上でコラージュした作品。編集したわけでなく録音上でラジオを鳴らしそれが混戦してきているだけの可能性。ダダっぽさがある。かっこいい

merzbow - metal acoustic music (1981)

Merzbow - Yumin Non-Stop Disco 1981
今回漁っていて、個人的に一番衝撃を受けた作品
たぶんラジオから流れてくる音を拾ってるだけなのだが、0:10ぐらいから鳴ってる音は完全にヴェイパーウェイヴである