紀元前5世紀頃の古代ギリシアの歴史家。

小アジア（現在のトルコ周辺）のハリカルナッソスの生まれ、サモス島の滞在期間もある。

『歴史』（ヒストリエ）は各地を旅をして調査したことを纏めあげた著作。

著作は年代記的な記録や伝承に留まらず、東西勢力の闘争を説明する体系を作り、更にペルシア戦争の原因を組織的に考究した内容になっているため〝歴史の父〟と言われる。

ヘロドトスの世界（岩波文庫の見開き地図が見にくかったので自分用に作り直したもの）

なお紀元前５～６世紀に想像されていた世界（外側の海はオケアノスだった気がする）