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フリッパートロニクス
ロバート・フリップが編み出したギター演奏の手法
二台のオープンリールデッキを利用するテープループ・システム。
1台のフィード・リールがもう1台のリールに音を送り、2台目のマシンの出力信号が1台目の入力にフィードを送り返す仕組みになっている。
フリップは自分のギター演奏をテープに録音してそれをプレイバック再生させながらそれに合わせてまたギターを演奏する、それはまた録音され再生を繰り返す。そのテープは常に上書きされていくので、反復しながらも変化していく。
ループマシンを使ったギター演奏は今でこそ一般的になっているが、フリップはそれを先駆けていた。
同じ音源をずっとループさせながらそれに合わせて演奏するというより、音源に上書きしながら少しずつ変化していくのが味噌かもしれない。

実演映像