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タイトルで出し惜しみをしない
Scrapboxのページを作るにあたり、重要なフレーズを最後に持ってくるのではなく、タイトルに据えるということ。
読ませるための文章だと、オチは後半の場面で劇的な演出のもと提示されるかもしれないが、Scrapboxもそれと同じ方法論で書かれる必要はない。(もちろん、そのように書いてもいい)

なぜ出し惜しみすべきでないと思うか
ひとつには、ScrapboxでPVを稼いでも仕方がないと思う久住哲からだ
どういうことかというと、「ページを開いてもらわなくてもいい」ということ。すなわち、タイトルだけ見て用事が済むならば、それはそれでいいということだ。
PVを稼ぐためには、タイトルで気を引き、記事をクリックしてもらう必要がある。この関心のもとで、タイトルをどうつけるべきかを考えることになるだろう。しかし、Scrapboxを使うにあたっては、この関心から自由になってもいいだろう(承認欲求の刺激要素を排除するといった方針はこの考えを補強する)
補足するならば、PVを稼ぐためのテキストはScrapboxとは別な媒体で発表すればいいと思う。例えば、PVがお金や名誉になりうるような場所で発表すればいいと思う。久住哲
多くの人にクリックしてもらうにはタイトルに嘘を書いて語尾を疑問形にすると良いらしい。ただし「?」はつけない。そして本文でのその答えは常に「ノー」であるべきだとか(「バカ」の研究より。フェイクニュースの節から)uvoa
書名やブログ記事のタイトルにどのような工夫がされているかというのも面白いトピックスですよね
ですね。メンタリズムです。

もうひとつには、結論をタイトルにするのが有効であり、これをするためには出し惜しみをするわけにはいかないから。


読ませるための文章だと、オチは最後に劇的な形で登場させられる。これを「重要な契機の出し惜しみ」と呼ぶとするならば、Scrapboxではこの出し惜しみをしないで、むしろタイトルに重要なフレーズを持ってきていい