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エマニュエル・レヴィナス

エマニュエル・レヴィナス(Emmanuel Lévinas 1906年1月12日 - 1995年12月25日)

20世紀の哲学者

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略歴
1905年、エマニュエル・レヴィナスはリトアニアのカウナスにユダヤ人として生を受けた。
1920年にヘブライ語で授業が行われるカウナスのユダヤ人学校でドイツ語とヨーロッパに出会い、23年にストラスブール(フランス)に留学する。
なぜフランスだったのか。それはレヴィナスにとっては、「それがヨーロッパだった!」(ポワリエとの対話)からである。
1927年、ストラスブールでの学部教育終了間近にフッサールの著作『論理学研究』に出会う。そして1928年にフッサールを目指してフライブルクに遊学する
1930年、フッサールに関する博士論文(「フッサール現象学における直観の理論」)を提出するが、フッサール自身の講義からは強い印象を受けなかったようである
レヴィナスに驚きを与え、今まさに出来上がりつつある思考の息吹きを伝えたのはハイデガーだった(「フッサールの家に出かけて、ハイデガーに出会ったようなものだ」(ポリワエとの対話))。
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弟子?に近い人物に内田樹がいる。内田はレヴィナスの指導を元に『私家版・ユダヤ文化論』を書き上げている
内田曰く「ユダヤ人以外にもこういう風にユダヤ人を見る人がいる」としてレヴィナスに捧げた本らしい。
「ユダヤ人」については詳しくなれるかも。ちょいちょいレヴィナスの語りっぽいものも引用されている

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参考文献
『レヴィナス入門』熊野純彦著
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