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『狂風記』

言語:日本語(旧字・旧かなと新かな混淆)
原稿用紙1440枚

単行本
上巻:452ページ
下巻:460ページ

『すばる』に昭和46年(1971)から昭和55年(1980)にかけて連載。

>怨霊の化身ヒメ一族が、富と権力の亡者どもに熾烈な戦いを開始する。趣向見立て語呂合わせなど、卓抜なイマージュパロディの嵐の中で、現代の都会に伝奇の世界が現れる。
>波乱万丈の物語を支える小説技巧の冴え。大人の読者のための痛快な伝奇小説。生のダンディスムな悪に生きようとする青年男女の一味徒党が、現代の都会を背景に、反体制の仇花を撒き散らす。

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ゴミ廃棄場で葬儀屋の女と浮浪者の男が出会い、政財界を裏で牛耳る黒幕との古代・近世・現代にまたがる抗争に巻き込まれていく。

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