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『悪の華』


タイトルはセンセーショナルな効果を狙った「レスボスの女たち」「愛された女の教理問答」、さらに1848年の二月革命に刺激されより神秘的な「冥府」などを検討していたが、イポリット・バブーによる提案を承けて「悪の華」に決まった。

>「この本に対しての私の懇願します唯一の讃辞は、この本が純粋なアルバムではなくて、始め終りを持っていることを認めて頂くことであります。新しくつけ加えた詩は悉く、私が選んだこの独特の額縁のなかにうまくはまりこむように作られております」
ボードレール、1861年、『悪の華』第二版に添えたアルフレッド・ド・ヴィニー宛ての手紙より(『パリの憂愁――ボードレールとその時代』参照)

訳した人