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『川柳200年』

昭和41年(1966年)刊行

第一部はほぼ「句集」で、
昭和(戦前・戦中・戦後)、江戸、明治、大正と、大きく4つの時代に分けられて句が紹介されている。
川柳の「句評」がいくつか書かれているあと、
ズラーっと川柳が並ぶ感じ。
唱和というものもあり、川柳の横にコントが添えられている。

第二部では
川柳の誕生から昭和までの歴史的な経緯が解説されている。
いわゆる川柳の歴史
例えば、時事川柳の誕生とか

第三部は、
著者自身の自伝的な文章や、
他の川柳作家についての論など、
句評をまじえたエッセイのような文章。

あまりシュール系はなかったな

超超速読したが、そこでたまたま読んで笑ったのは
>幽霊はあると決まつてみんな寝る
という大正時代の川柳