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『テラ・ノストラ』
Terra Nostra(私たちの大地)
1975年に発表された
本田誠二による訳がある

>別の動物のことを夢見た最初の動物。怪物的ともいうべき、二本足で歩行することのできた最初の脊椎動物。かくして人間は、いまだに創造の源である泥土を、のほほんと、ありのままの姿で地を這いずりまわる動物たちの間に、恐怖を撒き散らしたのである。電話の最初の呼び鈴、最初の歌、最初の水着、こうしたものはことごとく恐怖に満ちみちていた。


>1977年、本作によってラテンアメリカ文学最高の名誉とされるロムロ・ガジェーゴス賞を受賞した。


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