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【オススメAsset】VRChat Avatar開発用のUnityテンプレートを作る
もし現在新しくAvatarをアップロードする際などにUnityプロジェクトを毎回1から作成してセットアップしているならば、この機会にVRChat Avatar用のテンプレートプロジェクトを用意してしまうのが今後楽。

■TL; DR

準備
1. テンプレート用のプロジェクトを新規作成する
2. Dynamic BoneやEmote Switch、各種シェーダ、VRChatSDKなど、ほぼ毎回プロジェクトにImportしているAssetをImportする
3. 必要に応じて画面レイアウトを整える(Editor系AssetやVRChatSDKのコントロールパネルとかは予め表示させておくと便利)
4. あとはアバターをImportするだけの状態にしたらテンプレートは完成!

使い方
1. エクスプローラー上で作成したテンプレートプロジェクトをコピペで複製する
2. 複製したテンプレートプロジェクトをわかり易い名前に変更する(アバターの名前など)
3. Unityから複製したプロジェクトをOpenしてアバターをImportする。

たしかUnity2017はプロジェクトの独自テンプレートみたいな機能はなかったと思うので、ファイルごと複製して似たようなことを実現する。毎回全てImportし直すよりも時短になる。
シェーダはアバターに同梱されている場合があるので、上書きするかモデルImport時にシェーダ関連のファイルを除外する。

以下自分が使っている利用頻度の高いアバター開発用Assetまとめ。

■おすすめAsset
テンプレートプロジェクト作成時にImportしている順に紹介。(Asset間に依存関係がある場合がある)

1. Dynamic Bone
説明不要。髪や尻尾などの揺れものに使用。

2. VRChat SDK
これも説明不要。更新時は最新版をImportし直すことで基本的にはOK。
たまに破壊的変更があるので人柱報告は待ったほうが良い。

3. VRCAvatarEditor
神Editor拡張なので絶対導入すべき。
表情のアニメーションの作成とCustomOverrideへの設定、Anchor Override (Anchor Overrideについて)、Boundsの設定などが行える。
新バージョンが開発中らしい。

4. EmoteSwitchV3
後述のEmoteSwitchV3Editorより先にImportする必要がある。
小物の出し入れ、一発芸に利用。

5. EmoteSwitchV3Editor
EmoteSwitchV3用のEditor拡張。

6. CopyComponentsByRegex
構造が同じ場所にあるComponentを正規表現で抽出、コピー、別オブジェクトへ構造を維持してペーストできる。
着せ替えたり物を持たせてみたりした改変を行った後でもArmatureの構造が共通していることが多いので、DynamicBoneやVRC系Componentを一括でコピペできて地味に便利。
DynamicBoneを単純にコピペするとRootBoneにコピー元のBoneが指定されたままになっているので再設定が必要だが、このEditor拡張はそのへんも良い感じにやってくれる。

7. UploadPlatformChecker
現在のBuild Platformや切り替えが行えるEditor拡張。
Quest対応アバターの開発で便利。
切り替え機能はちょいちょいバグる印象があるので、自分は主に選択中のPlatformの確認に使っている。

8. UTS: ユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0
トゥーン系シェーダの鉄板。
綺麗かつ高機能。VRCでの利用も想定されており、Unityバージョン間での互換性も高め。
(現在勉強中)

9. Arktoon-Shaders
VRCのイケてるお手軽トゥーン系シェーダといえばこれという印象。
来るUnity2018系で動作しないらしいので開発者の対応まち(多分対応してもらえそう)


その他、気になってるAssetで良い感じのがあったら追加予定