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2/18/2025, 10:11:40 AM
イメージを操作してシンボルを作る
“DOING with IMAGES makes SYMBOLS”
このスローガンは、人間の認知機能が身体的認知(enactive)、視覚的認知(iconic)、記号的認知(symbolic)の三つのシステムによって形成されるという
Jerome Brune
の理論に基づいて
Alan Kay
が提案したもので、この三つの認知システムが調和するようなGUIの設計が、効果的なユーザーインターフェースを生み出す鍵であるとの考えに基づいている。
具体的には、ユーザーが行動を通じて画像を操作すること(DOING with IMAGES)が、より抽象的な概念やシンボルの生成(makes SYMBOLS)へとつながるとされる。
端的には次のように関係する(第二列はそのために彼らが用意した手段?)
[* ツール]
[* 認知システム]
[* 内容]
DOING with(~を操作して)
マウス
身体的
自分がどこにいるか知る、操作する
IMAGES(イメージ)
アイコン
、
ウインドウ
視覚的
認識し、比較し、形をつくり、具現化する
makes SYMBOLS(シンボルを作る)
Smalltalk
記号的
長い推論のチェインをつなげる、抽象化する