Max
もともとはIRCAM(パリの電子音楽研究所)でMiller Puckette(のちの
PureDataの作者)が開発、その後OpCode社に売却、倒産後David Zicarelliが立ち上げたCycling74へ
1999~
MAXは主に次の3つのモジュールから構成されている
Max : MIDI, OSC制御など、メッセージ駆動モジュール
MSP : デジタル音声信号処理を行うためのモジュール
Jitter : 映像処理系モジュール
近年はGen~という低レベルな信号処理をJITコンパイルし高速に処理、C++コードにエクスポートもできるモジュールや、Node for MaxというNode.jsの資産を活用できるモジュールも組み込まれている。
さらに近年、RNBOという拡張(有償)でWebやRaspberry Pi向けエクスポートができるような環境が追加された(MaxパッチとRNBOパッチは別の言語だが、概ね互換性がありコピー&ペーストでほとんどのパッチを移植できる)
参考:
Maxの17年 (オリジナルの開発者Miller Pucketteによる文章、今井慎太郎訳)