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レビューに集中できない
Ans: いくつか原因が考えられますので、個別に潰していきます。
誰かに邪魔される、気が散るなどで集中できていない
レビューには集中を要するので、誰からも邪魔されない環境が必要です。
家族や職場の同僚による割り込みはもちろん、電話やメール、SNS の通知、インターホンなども敵です。
加えてネットサーフィン本棚の本による脱線も意外と手強い存在です。
対策:環境を変えてでも「集中できる環境」を用意する
スマホの電源を切る、カフェに出かけるなど
記録を取っておらず「頑張って思い出すしかない」状態になっている
レビューは記録に基づいて行うものです。
曖昧な記憶に基づいて行うものではありません。
日次レビューでは、その日一日の作業ログや日記が必要です。
週次レビューでは、プロジェクトのログ(今週終えたプロジェクト・進んだプロジェクトの記録)や日次レビューの結果が必要でしょう。
記録は別になくても構いませんが、記憶だけだとあやふやな上、思い出すのにも時間がかかります。
現実的で時間で、かつ客観的にレビューをしたいなら、記録を取るしかないのです。
単純に頭が疲れている
レビューは頭を働かせるものなので、疲れた頭だと思うようにいかないことがあります。
理想は起床後、数時間以内。睡眠を経てスッキリした頭で望むのがベストです。
ただし日次レビューはその限りではありません。
日次レビューはその日一日の振り返りなので、どうしても就業後や就寝前になります。
幸いにも日次レビューはその日一日だけが範囲なので、記録と日次レビュー用のトリガーリストがあれば、疲れた頭でもササッとできます。
トリガーリストをつくっていない
たとえ記録があっても、実はまだ不十分です。
「レビューとして何をやればいいんだろ」「えっと、そうだな……XXX という観点で見てみるか」のように、何をするか迷ってしまうからです。
これを防ぐにはトリガーリスト(自問自答集)を使います。
各reviewで何をするかをあらかじめ質問集の形でまとめておき、レビュー時はそれに従って答えるようにします。
これなら質問に答えるだけなのでスムーズです。